<グアム>闘鶏の輸送を停止するための連邦法案を提出
アメリカ合衆国の動物福祉団体が、グアムでの闘鶏を完全に停止させるべく、連邦議員に証拠を提供しました。
ワシントンD.C.に拠点を置く動物擁護団体、アニマル・ウェルネス・アクションは、プレスリリースで、「闘鶏の輸送経路」を断つ2022年の動物闘鶏修正法案の提出を連邦議員に支援したと述べています。
AWA会長のウェイン・パセル氏が執筆したこのリリースでは、グアム農務省から集めたデータを引用し、「2019年12月に連邦政府が闘鶏を禁止したにもかかわらず、2021年には合計2,138頭の動物が(グアムに)輸送されていたことが明らかになりました」と述べています。
パセル(Pacelle)氏はまた、以前、11,000羽以上の闘鶏が農務省から許可を得てグアム島に持ち込まれたと述べたグアムの元領域獣医師、トーマス・プール(Thomas Poole)博士に言及しました。
このリリースには、DOA長官と知事を含むグアムの政治指導者が、「この生きた動物の密輸が継続することに繰り返し同意した」とも書かれています。
米国陸軍の大佐であり、米国獣医学部司令官であったプール氏は、「非常に高価な成鳥の雄鶏をこの島に出荷する根拠は、単に闘鶏以外にありません」と書いています。「この取引の両端にいる人々が、闘鶏という犯罪行為に関与していることを私たちは知っています」とリリースには書かれています。
さらに、AWAは、輸入書類に記入された荷送人の身元や、農業従事者がグアムのピットで鳥と格闘しているビデオなどの証拠を連邦法執行機関に提供したとリリースで述べています。
11月16日に提出されたこの法案は、成熟した雄鶏の郵便による輸送を止め、違法な闘獣士に対する私的権利を認め、闘獣に関する賭博を禁止し、闘獣犯罪に使われる不動産も含めて没収規定を強化するものです。