<グアム>グアムの日本の秋祭りが復活

土曜日、イパオ・ビーチの公園で、2年ぶりに太鼓の音と日本の伝統舞踊のパフォーマンスが復活し、第41回日本秋祭りが開催されました。

この秋祭りは、伝統的に、日本のゲームやカーニバル料理を楽しむために、地元の人々や観光客で賑わってきました。過去2年間はCOVID-19の影響で中止になっていました。

このイベントのメイン・コーディネーターであるグアム日本クラブのタケイシ・ダイゴ氏は、「今年は大きな復活の年です」と語りました。

「COVIDから復活、再起動し、2年ぶりに皆さんと本当に楽しい時間を過ごしたいと思います」と同クラブ青年部長の武石さんは話しています。

日本の文化では、秋は収穫の時期、特に米の収穫の時期として祝われます。

「このお祭りは、日本の子供たちに日本の文化を知ってもらうために始まったのですが、それに加えて、地元の人たちに感謝の気持ちを伝えたいのです」とタケイシ氏は言います。

今年は、パンデミックによる人手不足のため、出店者の85%程度と、やや小規模なイベントとなりましたが、それでも参加者の数は十分なものでした。

ジョセフ・フローレス知事記念ビーチパークに並ぶ屋台では、大人向けに鯛焼きや焼き鳥、日本酒が振る舞われました。

先着1,000名に刺身1,000パックが配られたのも大きなイベントの一つだったとタケイシ氏は言います。

「日本政府からの支援もあり、巨大なマグロを切るパフォーマンスもあります」

また、徳島県の代表的な伝統舞踊である阿波踊りを披露するため、サイパンのチームが空輸されました。タケイシ氏は「ミクロネシアの子供たちの間で公演が盛んになっていることを誇りに思います」と語りました。

待望の復活に加え、今年はグアム・ジャパンクラブが50周年を迎えたことも重なりました。

グアム在住50年のシゲハラ・トヨマ氏は、1977年の第1回秋祭りの責任者でした。現在は「こうさいかい」という団体で、祭りの期間中、イパオ周辺を練り歩く神輿の管理人をしているそうです。

日本では、お寺に行けない人のために、お祭りの時にお神輿が練り歩かれるそうです。「町に出て、みんなが祈れるように担ぐのです。ここでも同じです」と同氏。

トヨマ氏は、率先して神輿を担ぐことはなくなりましたが、神輿の渡御を手伝ったり、伝統芸能のステージで太鼓をたたいたりしています。

トヨマ氏は、この祭りがグアムでどのように成長したかを見るのは、驚くべきことだと言います。

「以前はオークラ・ホテルで行われ、500〜600人程度でした。今では、2万人から3万人という多くの人々が訪れています」と述べました。

https://www.guampdn.com/news/japanese-autumn-festival-makes-a-comeback-on-guam/article_5da158ea-67cb-11ed-a012-b38fc3e22d64.html

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