<サイパン>AD政権、就任第一弾としてCNMIの財政帳簿を公開へ
長年にわたり秘密にされてきたコモンウェルスの財政について、アーノルド・パラシオス次期知事は、透明性と政権への信頼回復の意思表示として、就任後の最初の行動の1つとして、これらの帳簿を一般に公開する予定であると述べました。
先週月曜日のニュースブリーフィングで、パラシオス氏は、現政権下における副知事在任中でさえ、CNMIの財務記録にアクセスすることを妨げられたことを明らかにしました。
「それがCNMIの治癒プロセスの一部であるため、我々はすべてに目を通すつもりです。不正行為があれば、それを正すために、すべてを公表する必要がある場合もあります。恨みからそうするのではなく、そうしなければならないのです。市民はそれに値するし、それが当初からの私たちの約束の一つです。私にとっては、それがこの地域を癒すことの一部なのです」とパラシオス氏は語りました。
帳簿を見直し、不正が見つかれば、責任を取るべき者は取ることになるであろうと同氏は言います。
「これらの不正行為のいずれかに対して著しく責任を負う者は、その責任を問われる必要があります。それが良い統治の一部です。いわば、船を正すために、何が間違っているのかを知る必要があるのです。カヌーを操縦する人が間違っている場合はどうなりますか? それが私たちがしなければならないことである場合、彼を他の誰かに置き換えることによってそれを正さなければなりません。それは私が喜んで行うことではありませんが、それが、私たちの政府を正すために私たちがしなければならないことであるなら、私にとってはシンプルなことです」とパラシオス氏は述べました。
パラシオス-アパタン政権移行チームと内閣に誰が入るかについては、パラシオス氏はまだ決定していないが。政治的所属がどうであれ、資格のある者はすべて、公平で公正な審査プロセスによって検討されるだろうと述べました。
「申請手続きはオープンにする予定です。適材適所を実現するため、応募者は資格を証明する書類を提出し、私たちはそれを審査します。私たちのコミュニティには優秀な人材がたくさんいますが、時には間違った職種に就いていたり、間違った仕事をしていたりすることがあります。しかし、私たちは前政権より、はるかに良いものにしたいので公正な審査をするつもりです」と同氏は述べました。
AD administration to open CNMI finance books as 1st act in office – Saipan Tribune