<サイパン>マフナス氏:米国本土も「アイス」の供給源に

CNMI税関バイオセキュリティーディレクターのホセ・C・マフナス氏は、先週月曜日のニュース・ブリーフィングで、クリスタルメタンフェタミンまたは「アイス」の密売人は、米国本土を麻薬のもう一つの供給元市場として見出していると述べました。

また、マフナス氏は、フィリピンからのメス(違法薬物)の密輸には、ここしばらく遭遇していないことも明らかにしました。マフナス氏は、フィリピンからの飛行機の乗客は、まずグアム税関を通過しなければならず、さらに、米国運輸保安局を通過しなければならないことを考えると、麻薬密売人は、おそらく危険を冒すことを恐れているのだろう、と語りました。

先週のチャラン・カノアの米国郵政公社における314,400ドル相当の「アイス」の押収に関する月曜日のニュースブリーフィングで、マフナス氏は、CNMIの「アイス」供給は、COVID-19が流行する前は中国から来ていたが、今は米国本土から来ていると述べました。

彼の情報では、中国からのコンテナは、中国政府によって精査されているので、密売人は、ここCNMIで入手する前に、米国本土を経由して麻薬を入手せざるを得なくなっているとのことです。

グアムでも、米国本土からのメスが郵便局で大量に差し押さえられるとマフナス氏は言います。

「我々は驚いていない」と彼は言い、米国郵政公社の事務所には、施設の前部と後部の両方に十分な税関職員を配置し、すべての荷物が必要に応じて審査・検査されるようにしていると付け加えました。

先週木曜日、CNMI税関職員は、米国郵政公社での定期検査中に、合計末端価格314,400ドルのクリスタルメタンフェタミン1,048グラムを含むパッケージを受けだしたとされる中国人男性、Li Bingを逮捕しました。

「アイス」のストリートバリュー(末端価格)が、以前の1グラム500ドルから現在は300ドルに下がったことについては、マフナス氏は、コミュニティで流通するクリスタルメスの量が増えている可能性を否定するつもりはないと言っています。

「価格が下がった」という事実を確認した時点で、我々は懸念しているのですと同氏。

また、「アイス」の供給に関する情報を得るたびに、ただ座って考えているわけではないと同氏は指摘しました。この危険な薬物が地域に行き渡らないように、すぐに警官を集中的に働かせ、K9犬などのあらゆる資源や設備を駆使していると同氏は言います。

「もし、その隙間に入り込んだとしても、私たちのパートナーである公安局が率先して対処してくれます」とマフナス氏は言います。

同氏によれば、違法薬物との闘いでは、民間団体も耳となり目となるのだとしています。

Mafnas氏は、「アイス」が簡単に手に入るようになったとか、「アイス」使用者が増えているとかいう話を聞くと、真剣に受け止めると言います。なぜなら、入港地で取り締まるのは税関の責任だからです」と話しました。

私はいつも新入生や新人に、「国境を守るのは海軍でも特殊部隊でもなく、CNM税関のバイオセキュリティです。私たちには責任があるのです』と言っているのです。

しかし、今日の「アイス」問題を2013年当時と比較すると、当時は、「アイス」は 「どこにでもあり、どこでも手に入る」ため、もっとひどかったとマフナス氏は語りました。

月曜日の記者会見に同席した公安局副長官ローレンス・カマチョ氏も、「アイス」が地域に流通している場合、多くの調査が必要だと述べています。

「アイスが街に出回ると、そのすべてを捕まえられないことがあります。これを玄関に置くと、追跡が難しくなるので、流通する前に手に入れるのがベストです」とカマチョ氏は港や郵便局でメスを阻止することの重要性に言及しました。

US mainland another source of ‘ice’—Mafnas – Saipan Tribune

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