<サイパン>米国国勢調査局職員、2022年経済センサスのキックオフを迎える
米国国勢調査局の職員が、CNMIにおける2022年経済センサスのキックオフのために来島しています。
同局のマイケル・スプラング経済センサス調査部長補佐とボビー・ヌスツ部長が、CNMI商業省-中央統計局の職員やスタッフと共に調査を開始します。
スプラング氏によると、調査用紙は1月31日に郵送され、今週中には参加者の郵便受けに届くはずだとのことです。
全国で実施される経済センサス調査は、5年ごとに行われる大掛かりなものだといいます。
同局の仕事は、計画、電子機器の作成、調査結果の報告などです。
スプラング氏によると、同局が今年収集するデータに基づき、CNMIの経済に関する数字を発表するには、2024年6月までかかるとのことです。
ヌズ氏によると、経済センサスは、売上高、給与、雇用、在庫、設備投資、ホテルの客室数や小売店の面積などの産業固有の情報など、ビジネスの基本的な統計情報を収集するとのことです。
また、この調査は、米国商務省経済分析局に、CNMIの国内総生産を推計するために必要な統計情報を提供するものだとされています。
Nusz氏によると、経済センサス調査は必須であるとのことです。
企業に郵送される手紙には、企業データを電子的に報告するための指示が含まれています。
中小企業は紙の質問票を使うこともできますが、電子的に報告することが推奨されます。
CNMI商務局中央統計局のJustin Andrew氏は、コンピュータにアクセスできない中小企業の経営者を支援することができると述べました。
同局のウェブサイトによると、経済センサスは、ビジネスプラン、市場調査、戦略の基礎となる情報をビジネスパーソンに提供することができるとしています。