＜サイパン＞教育委員会の定足数を単純多数とする法案を下院が可決
木曜日、下院は、教育委員会の定足数を単純過半数または3名で構成できるようにする下院法案23-20を全会一致で可決しました。
出席した19人の議員全員が下院法案23-20の可決に賛成し、今後上院に提出される。ローマン・ベナベンテ（Roman C. Benavente）議員は、木曜日の下院審議を欠席しました。
マニー・グレゴリオ・カストロ（Manny Gregory Castro）議員は法案を提出し、「目下の問題の性質と敏感さを考慮して」法案を処理するよう、議長および他の議員に要請しました。
H.B.23-20によると、「いかなる理事会の会議においても、4人の投票権を持つメンバーの出席をもって、議事処理のための定足数とする。但し、定足数を構成するためには、少なくとも2つの上院地区からのメンバーが出席しなければならない」とあります。
採決に先立ち、カストロ氏は有権者に「この法案には政治的な要素は一切ない…。この法案は政治的なものではない……私たちはすべてのしがらみを断ち切り、目の前の問題に目を向けているのです」と述べました。
カストロ氏は、公立学校システムを、小さな舵を持った大きな船に例えました。この法案は、「財政的な問題や早急に対処しなければならない他のすべてのことを考慮し、PSSが進むべき方向へ舵を切る柔軟性を与える」ものであると述べました。
マリッサ・フローレス議員は、次のように述べました。「私たちが今日行っているのは、公平性を確保し、PSSのスローガンである学生第一主義を遵守することです」
カストロ氏は、セッション後のインタビューで、「人々は、実験を制限し、学習を制限し、知識の伝達を妨げ、やる気を起こさせず、革新を抑制するシステムやプロセスによって抑制されている。その結果、組織は持っている才能を生かすことができず、長期的には業績が悪くなる」と述べています。
さらに、どんな民主的な審議機関でも、多数決が支配するとカストロ氏は言います。
彼の法案は、「ずっと以前から行われていたはずのことを行う」ものだと彼は言っています。
「CNMIのほぼすべての理事会は、業務を遂行するためにメンバーの単純多数決を要求しています。この単純多数決は、正当性を確保するのに十分な人数であると同時に、柔軟性を確保するのに十分な人数でもあります」と彼は付け加えました。
PSSの方針を決定するBOEは、理事会選出の5人のメンバーのうち、サイパンのAndrew L. Orsini氏とロタのHerman M. Atalig氏の2人が2023年2月1日の会議から抜け出し、24日の会議中は島外にいたため、組織化ができていません。
