<グアム>GMHは復旧しているが、スタッフのための食料と物資が必要
グアムで唯一の公立病院であるGMHは、台風マワールによる被害から立ち直りつつあります。グアム・メモリアル病院は現在、物資や材料、スタッフの栄養補給のための支援を必要としています。
「壁が崩れ、外への扉が開き、台風のシャッターも開いてしまいました。窓から、天井から、そしてエレベーターから、信じられないほどの浸水がありました。嵐の間は危険な状況でした」と、GMHの広報担当、シンディ・ハンソン氏はグアム・デイリーポストに語っています。
病院の水漏れは今に始まったことではありませんが、マワールがもたらした浸水で、病院は深みにはまることになりました。
「幹部も含め、可能な限り多くの従業員が水をかき集め、必要なところを支援しました」と彼女は続けます。
ハンソン氏によると、病院の施設メンテナンスチームは、マワールの豪雨と強風による被害に対処し、病院の運営を維持するために、嵐の中でも精力的に働きました。
「ドアが開き、窓や天井から雨漏りがし、屋根の一部が落ち、壁が崩れ落ち、一時はドアが陥没して発電機を失いそうになりました。
台風一過の間に、病院の厨房で火災が発生しました。その結果、GMHは栄養部門を失いました。現在では、両施設の患者さんに食事を提供するのはSkilled Nursing Facilityになっています。
「SNFで患者さんに食事を提供し、病院に移送することは可能ですが、病院内にはスタッフの栄養補給のためのものがありません」とハンソン氏は言います。
食料が必要です
GMHは、レストランやフードトラックに呼びかけ、24時間体制で働くスタッフのために食料を提供するよう、今後数日間、地域社会に支援を求めています。
「しかし、病院は緊急事態に陥っています。たしかにサービスは影響を受けましたが、私たちはできる限りのことをしました」と語っています。
病院は緊急事態から回復しつつありますが、患者へのケアをやめたわけではなく、「できる限り」そうしているとハンソン氏は述べました。
GMHは、連邦緊急事態管理庁の職員の到着を待っている一方、保健福祉省の職員は、病院の査定評価を始めています。
GMHが施設の問題に対処し続ける中、ハンソン氏は地域住民に、できる限りの貢献をするよう呼びかけました。
「私たちは施設の問題に取り組んでおり、特にスタッフのための食事を提供するために、地域社会の支援を必要としています。物資、材料、スタッフの食事など、どんな寄付でも歓迎します」