<グアム>来月から電気代が安くなる
台風12号(Mawar)の通過後、多くの住民が電力の復旧を待っていますが、電力が復旧した場合、少なくとも来月からはエネルギー代が安くなることになります。
6月1日から、電力料金のうち燃料代を支払う部分である平準化エネルギー調整条項が、1キロワット時あたり約23セントに下がることになりました。現在の価格は、1kWhあたり約32セントです。
この料金引き下げは、4月下旬に提案された、1kWhあたり25セント近くだったものをさらに下回るものです。
5月19日付の公益事業委員会の命令によると、今後8ヶ月間、LEACを1kWhあたり23セントに下げても、グアム電力公社が経験した燃料費とそのコストを回収する料金の差による回収不足、つまりマイナスの財務的影響は解消されることになるとのことです。
この命令は、基本的に、4月以降、燃料価格のさらなる引き下げがあり、料金をさらに引き下げることが正当化されると述べています。
PUCは、6月1日以降2024年1月末までの検針分について、LEACを1kWhあたり23セントに引き下げるよう命じました。この命令は暫定的なもので、PUCが6月5日に開催し、委員会がこの命令を批准するまで有効となる予定です。
エネルギー料金の引き下げに加え、最近、Prugråman Ayuda Para I Taotao-ta Energy Credit Programをさらに5ヶ月延長する法律が制定されました。このプログラムでは、5ヶ月間、毎月100ドルの支払いで500ドルの電力料金クレジットが提供されます。延長期間は5月から9月までです。
GPAは、月曜日の午後、全島的な電力システムの復旧に関する最新情報を発表しました。それによると、システム負荷の約21%が復旧し、変電所の約76.9%が通電し、フィーダー/回路の47.6%が通電しているとのことです。
GPAは、「さらに、我々の進捗状況を一般の方々にお知らせするために、島の様々な地域で部分的に通電しているフィーダー/回路のリストを提供しています」と述べています。「GPAのクルーは、復旧作業を継続し、島の各集落のフィーダー/回路にできるだけ多くの電力を供給するために、シフトを重ねながら夜通し働き続けています。作業員は、回路への電力供給、ひいてはお客様への電力供給を回復するため、可能な限り迅速かつ安全に作業を行っています。GPAは引き続き、市民の皆様の忍耐とご理解をお願いいたします」
多くの村を通る部分的に通電されたフィーダー/回路のリストは、GPAのFacebookページで確認することができます。