＜サイパン＞MVA：2023年8月の入国者数が2万人を超える
(MVA)-マリアナ政府観光局によると、2023年8月のサイパン、テニアン、ロタへの到着者数は24,128人となり、2022年8月の9,746人に比べ148%増加しました。
パンデミック前の2019年8月には、CNMIへの到着者数は47,489人でした。2018年8月の到着者数は56,553人でした。
2023年8月、韓国からの訪問者到着数は、昨年8月の8,111人と比較して20,319人に達しました。韓国の旺盛な需要により、ソウルからは済州航空、T’Way、アシアナ航空が、釜山からは済州航空が10月まで週4便、マリアナ諸島への豊富な航空便を運航していました。今年度これまでのところ、韓国からのマリアナ諸島への訪問者は全到着者の82％を占め、夏のピークである8月には84％とさらに高くなっています。 また、ロードファクター（空席数に対する販売座席数）は全便平均で82％を超えています。 しかし、アシアナ航空と済州航空（釜山）は10月29日から座席数を削減すると発表しており、アシアナ航空は2023年12月19日まで週4便の運航を休止します。
マリアナ諸島は、2022年8月の148人に対し、2023年8月には960人の日本からの訪問者を受け入れました。マーケティング活動において、MVAは引き続き米ドル高と、国外旅行よりも国内旅行を奨励するために最大20％の割引を提供する日本国の旅行割引プログラムという障害に直面しています。また、多くの日本人は、コビッドに対する恐怖心から、特に日本の子供たちの多くが予防接種を受けていないことから、いまだに旅行をためらっています。
中国への入国者数は、2022年8月の31人に対し1,055人でした。パンデミック以前は、中国はマリアナ諸島にとってトップクラスの渡航元市場でした。中国からの訪問者のほとんどは、ソウルと東京経由で到着するFITです。中国国家観光局は8月、マリアナ諸島を認可目的地リストに復活させ、パッケージツアーやチャーター便の運航を再び許可しました。しかし、米国運輸省がパンデミック以前のようにマリアナ諸島に許可される便数を別途承認しない限り、中国-米国間で許可される便数はまだ極めて少ない状態です。
全体として、マリアナ諸島への訪問者数は、パンデミック前の2019年度と比較して、累計で45％回復しています。 2023年8月、マリアナ諸島はまた、グアムからの861人の訪問者、米国からの609人の訪問者、および他のすべての市場からの合計324人の訪問者を受け入れました。
