＜テニアン＞テニアンにはホテル宿泊税が必要だと市長
テニアンのエドウィン・P・アルダン市長は、ホテル宿泊税（HOT）の島内分担金を送金するよう財務局に要請しています。
木曜日、市長はトレイシー・B・ノリタ財務局長に2回目の書簡を送り、25,000ドルのHOT資金をテニアンの銀行口座に送金するよう要請しました。
市長は、2023年10月26日に初めて要請書を送り、テニアンには、2023年ジネプティン・ハアネン・タガ・フェスティバルの開催にかかる地盤整備契約と支出を賄うために、HOT資金の取り分が必要であると述べました。
そして2023年11月20日、今度は「サンクスギビング・ディナー・プレート配布、クリスマス・ライティング・イベント、クリスマス・カーニバル、12月初旬のバラエティ・ショー、そして12月31日に予定されている恒例の大晦日イベントからなる今年のホリデー・イベントの経費を賄うこと」を求める書簡を送りました。
市長はまた、HOT 資金のテニアン分担金の状況を知りたがりました。
木曜日のフォローアップレターで、アルダン市長は財務局長に対し、「現在までのところ、これらの資金の状況や、法律で義務付けられている同資金の自治体への送金について、回答を受けていない」と述べました。
また、マリアナ政府観光局から、「当該資金の振り込み要請はあなた宛でなければならない」との通達があったとノリタ氏に伝えました。
市長は公法18-1を引用し、HOT資金は申請期限後10営業日以内にMVA信託基金に送金されなければならないと述べました。
同法によると、サイパン、テニアン、ロタの各市町村は、1会計年度につきHOT資金の2％以上を受け取る権利があり、これらは「市町村に送金されなければならない」とのことです。
また同法は、各自治体の市長が各島の支出権限を持つと規定しています。
最新の書簡の中で、アルダン氏は、現在までに徴収されたHOT資金の総計と、テニアンから自治体へのHOT資金の分配を要求しています。
「自治体は、観光地や公共施設を維持するためにこれらの資金に依存しています。テニアンはまた、毎年恒例のお祭りを含む観光活動を促進し、観光地を強化するために、これらの資金に大きく依存しています。テニアン経済の主要な原動力である観光産業の再建に取り組むにあたり、これらの資金が法律の定めに従って適時に送金されることは極めて重要である」と市長は述べました。
MVAの市民中心の報告書によると、通常、HOTはMVAの予算の大半を占めています。徴収された税金総額のうち、80％がMVAに、20％がNMI退職基金に提供されます。
しかし、同報告書によると、観光客の入国が少なかったため、2023年度のCNMI予算歳出法では、HOTとアルコール容器税の徴収に対するMVAの権利が一時停止されました。MVAは、2023年度の主な資金源は、地域開発ブロックグラント-災害復興助成金、アメリカン・レスキュー・プラン法資金、積立金、地方交付金であると述べています。
財務局からのコメントは得られませんでした。
