<グアム>孫殺害の目撃者改ざんの疑いで祖母を逮捕
RAMANGMOU:2023年11月16日木曜日、グアム高等裁判所での罪状認否の審問に、マンギラオの矯正局女性施設からズームで出廷するギルティナン・ラマングムー被告。
1歳の孫の死に関わる事件で証人を改ざんしたとされる祖母が獄中にいます。
「2023年11月3日、グアム市民は、ギルティナン・アルダン・ラマングムー被告を、1歳の息子を殺害した第一級重罪の殺人、第二級重罪の加重暴行、第三級重罪の児童虐待で起訴した」とグアム高等裁判所に提出された判事の訴状に記載されています。
訴状は、殺人事件の被害者の祖母であるパメラ・アン・トゥンカップ・トーブス被告(56)に対して提出さましれた。
訴状によると、トーベス被告は殺人事件の証人として検事総長事務所にリストアップされているラマングムー被告の7歳の娘の親権を与えられていたとのことです。
高等裁判所のヴァーノン・ペレス判事は、7歳の娘に鑑識による事情聴取を行なうよう命じました。その事情聴取の休憩時間に、トーベス被告は子供に何を言うべきか指示したとされます。
「2024年1月24日頃、グアム警察のスージー・サントス刑事は、殺人事件の捜査に関する(目撃者の)法医学的事情聴取をビデオテープで行いました。サントス刑事は後でその取調べの映像を見直しましたが、その結果、(目撃者の)祖母が、・・・(目撃者が)一人でいるときに取調室に入ってきたことが判明しました。トーブス被告は(目撃者に)『ちゃんと……(意味不明)……言わないように、いいわね』とささやいた」と訴状には書かれています。
トーベス被告は2月9日金曜日に警察の事情聴取を受け、7歳の子供に「ママは赤ちゃんを傷つけていないと言うのを忘れないでね」と言ったことを認めたとされています。
トーベス被告は、目撃者が以前ラマングムー被告が赤ん坊を傷つけたと当局に話したことを認識していたため、目撃者にこのような指示を与えたことを認めました。
トーベス被告は目撃者に対する改ざんの軽犯罪で起訴されました。
殺人事件では、ラマングムー被告は1歳の息子を殴った罪に問われており、その息子はその後、脈がなく、息も絶え絶えで、頭部に複数の重傷を負っているのが警察に発見されました。
ラマングムー被告は、子供がベッドから落ちたと警察に話しました。