<サイパン>アズズ氏:軍の関与はCNMI経済を押し上げる可能性がある
コモンウェルス港湾局のジョー・アズズ委員長は昨日、CNMIへの軍の関与はCNMIの経済を押し上げる可能性があると述べました。
これに沿って、アーノルド・I・パラシオス知事の政権は約1週間前に米国防総省の指導者らと会談し、CNMIと軍の両方にとって有益となるパートナーシップについて話し合いました。
この会議にパラシオスに加わったアズズ氏は、持ち出されたアイデアの一つが、マリアナ諸島にフェリーサービスを確立し、異なる島々を結ぶ「海上ハイウェイ」の設立だと語りました。
「私たちがワシントンにいたとき、島間のフェリーシステムを可能にする『海上ハイウェイ』の概念を推進していました。私たちは連邦政府と国防総省に対して、それが彼らの作戦にとって非常に重要であることを説得しようとしている」と彼は語りました。
それが実現すれば、島間の軍用物品の輸送コストの削減につながるとアズズ氏は考えています。
「同時に、国民がフェリーを利用して経済発展を促進できるため、地元経済にも利益をもたらすでしょう」と彼は述べました。
これにより、マリアナ諸島のすべての島間で農産物を輸送できる可能性も広がるだろうとアズズ氏は言います。
「例えば、ロタ島からグアムやサイパンに農産物を(輸出する)場合、フェリーを使えば間違いなくコストが安くなるでしょう」と彼は付け加えました。
アズズ氏は、米軍の関与による経済活性化に関してグアムとハワイ両国の経験を挙げました。
「観光業が停滞しているときでも、経済は機能し続け、国民に雇用を提供することができます。 ここでは、観光業が低迷すると、私たちは水の中で死んでしまいます。 私たちにはバックアップがありません。 私たちが軍と連携することは非常に理にかなっています」と彼は言っています。
同時に、米軍と協力するということは、CNMIが国防に貢献することを意味すると同氏は述べました。
「今後数年以内に物事が起こり始め、明るい未来が訪れることを願っています」と彼は語りました。
アズズ氏は、CNMI政権と国防総省指導者らは、操縦が困難であることが判明しているサイパン航路の拡張と深化を含むCNMIの港湾改善の可能性についても議論したと共有しました。
「私たちがやりたかったことの一つは、国防総省の意思決定者たちと話し、私たちが彼らと協力したいということを彼らに印象づけ、私たちのここの港の開発と拡大を助けるために彼らが何ができるかを知ることでした。 これは軍事利用だけでなく、より多くのクルーズ船や海運会社がCNMIに参入することを促すことにもなるでしょう。 軍はこのアイデアを非常に歓迎しており、私たちと協力しています。 時間がかかるだろうが、連邦指導者らとこの件について話し合いを続けていく」と同氏は述べました。