<サイパン>市町村議会、星槎、MHSが日本-サイパン学生交流の創設者を表彰
第17回サイパン・ノーザンアイランド市町村議会は先週、グランヴィロ・リゾート・サイパンで、日本とサイパンの「平和と親善の架け橋」と「参加と学習プログラム」を創設した故・宮澤 “ゾロ “保夫氏を称える式典を開催しました。
宮沢氏を称える式典には、日本の星槎高校のカネコ・ハジメ校長、星槎海外留学プログラムのクニコ・ディレクター、マリアナ高校のジョナサン・アグオン校長とロモロ・オルシーニ副校長が出席しました。
宮澤氏が創設した日本・サイパン交換留学プログラムは、日本の生徒がサイパンを訪れ、サイパンの生徒が日本を訪れ、異文化を学ぶ二次留学のプラットフォームです。このプログラムは、1984年に宮澤氏がサイパンへの最初の実現可能な留学ツアーを行って以来、40年近く続いています。
宮澤氏の40年にわたる異文化体験の旅を称え、追悼する式典がサイパンで開催されました。サイパン評議会は2014年、宮澤氏に初めて「親善大使」の名誉称号を授与しました。
宮澤氏が出版した著作のひとつ『人生を好転させる学校』の中で、宮澤氏はこう断言しています。「徹底的に調べれば、できること、100%不可能なことはない。『したい』と『できる』のギャップはマリアナ海溝よりも大きい。しかし、できると決めれば、障害を乗り越える力が湧いてくる」
宮澤氏の学習哲学の根底にあるのは、日本の「共生」とサイパンの「イナファマオレク」という文化的伝統であり、「お互いを理解し、誰も仲間はずれにせず、友人を作る」というシンプルな原則です。
今日現在、サイパンと日本に住む8,000人以上のブリッジ卒業生がこのレガシー・プログラムに参加しています。このプログラムは、毎年サイパンにやってくる星槎の生徒たちや、日本の兄弟姉妹に会うMHSの生徒たち、そして星槎の日本での「参加して学ぶプログラム」を通してスキー旅行やその他の学習の機会を楽しみにしているサイパンの生徒たちによって、広く待ち望まれる象徴的なイベントとなっています。
世界を旅し、サイパン島民でもある宮澤氏は、日本とサイパンの永遠の平和と友好を信じ、そのために努力するよう多くの人々に呼びかけました。
「時に私たちを隔てるように見える海を、今ここにいる私たち全員をつなぐ架け橋と見なし、平和、友情、親善の旅において、今日の世代を超越し、横断する人間関係において、一つの民族として、また明日もさらに何世代にもわたって続く旅として、平和、友情、慈愛の関係において、私たち全員を今ここに、年に一度の感謝祭に連れてきてくれる貴重な価値観の中で、宮澤氏のビジョンは描かれました」と、第17回市議会指導者による追悼文は述べています。
市議会の追悼文はこう結ばれています: 「平和、友情、慈愛が、私たちの内に、私たち全員を通して、そして他者へと支配しますように。そして、マリアナ高校と星槎高校における象徴的な日本-サイパンの平和、友好、親善の架け橋プログラムが、サン・アントニオ・スクールにも拡大され、ゾロの思い出の中で、永続的な成功、繁栄、友好が、いつの時代にも私たち全員にもたらされますように」(広報)