<グアム>気象庁:乾燥した数ヶ月が続く
ここ数日、グアムでは散発的に雨が降ったり、ぱらついたり、霧雨が降ったりしていますが、地域の大部分で干ばつが続いているため、急速に火災が広がる可能性が続いています。
金曜日に、アメリカ国立気象局は、この地域の干ばつ情報の更新を発表し、NWS警報調整気象予報士ランドン・エイドレット氏は、「多くの地域が深刻な(D2)干ばつ状態にある一方、他の地域は中程度の干ばつまたは異常な乾燥状態にある」と述べました。
米国干ばつモニターによると、グアムはD2に指定されている場所の一つであるとのことです。その結果、グアムでは森林再生プロジェクトを焼き尽くす山火事が発生しました。
「エルニーニョの乾季は通常より乾燥します。しかし、このトレードウィンドが吹き抜けると、散発的なにわか雨が降る可能性がある」とアイドレット氏は土曜日にグアム・デイリー・ポスト紙に語りました。
散発的なにわか雨は、「乾燥している」グアム島の植生にとっては、待望の救済です。
「これらのにわか雨は、必要とされているものではあるが、降雨のようなものではない。短期的な安らぎを与えてくれるだろう。…気象学的には、我々は干ばつ状態にある。農業的には、今のところ大丈夫です」とアイドレット氏は語りました。
アイドレット氏は、土曜日に火災警報が発令されていることは知らなかったが、山火事が発生しやすい気象条件が続いていることを地域社会に警告しました。
「最近の雨のせいで、山火事が発生する境界線に近いところまで来ています。山火事が発生する可能性はまだあり、発生すると、特に風の強い日には急速に進行します」とアイドレット氏は言います。
同氏は、「特に、他の森林火災で消防署のリソースが手薄になっている現状では」屋外での焚き火は避けるべきだと強調しました。
更新された干ばつ警報の主なポイントは、「干ばつ状態がこの地域の大部分で続いている。来週には(ミクロネシア連邦の)大部分で必要とされる降雨がありそうであり、主に北緯7度から8度の南側で降雨が予想される」と同氏は付け加えました。