<サイパン>労働局とハイアットが従業員の新しい仕事探しを支援
CNMI労働局とハイアット リージェンシー サイパンの経営陣は、2024年6月30日のハイアットの閉鎖に備えて、146人のホテル従業員が新しい仕事を見つけるのを支援する「迅速対応計画」を策定しました。
ハイアット リージェンシー サイパンを所有する日本企業サイパン ポートピア コーポレーションは、「世界的な変化とサイパンとその観光セクターに影響を与える継続的な課題のため」2024年7月から同ホテルの営業を終了すると発表しました。
アーノルド・I・パラシオス知事は記者会見で、CNMIのレイラ・スタッフラー労働局長に対し、ホテル従業員が確実に新しい仕事を見つけられるよう要請したと述べました。
スタッフラー氏は金曜バラエティへの電子メールで、「ハイアット閉鎖による従業員への影響を和らげるという知事の任務に応え、CNMI DOLはハイアットと協力して迅速な対応計画を作成した」と述べました。
同氏によると、この計画は労働力革新・機会法に基づいて即時支援を提供することを目的としているとのことです。
同氏は、さまざまな労働力開発団体、教育・訓練提供者を代表する「多分野のチーム」が今週から解雇前支援活動を実施すると述べました。
これらには、説明会、WIOA 離職者プログラムへの現地登録、北マリアナ大学との履歴書作成ワークショップ、影響を受けた従業員のための就職説明会などが含まれます。
さらに、スタッフラー氏は、移行中に影響を受ける労働者に継続的なサポートと指導を提供するために、WIOAの個別キャリアサービスが利用可能になると述べました。
CNMI労働局は、興味のあるホテルや企業に対し、cnmiwioa@dol.gov.mp/に電子メールを送信して、5月17日に予定されているハイアット従業員向けの迅速対応ジョブフェアに参加するよう呼びかけています。
マリアナ観光局によると、2024年3月の観光客到着数は、パンデミック前の2019年3月のレベルと比較して46%減少したとしています。
北マリアナ諸島ホテル協会HANMIは、2024 年 3 月の加盟ホテル 12 軒の平均稼働率が 36% であると報告しました。
HANMIは、ホテルが営業を継続するには通常約70~80%のホテル稼働率が必要であると述べています。