<グアム>リオイン・オシロ監督のドキュメンタリー『Great Wall』が、食品界のオスカー賞とも呼ばれるジェームズ・ビアード賞をグアムで初めて受賞
グアム生まれグアム育ちのリオイン・オシロ監督が監督した短編ドキュメンタリー映画が、食品界のオスカー賞とも呼ばれるジェームズ・ビアード賞を受賞しました。
オシロ監督の『Great Wall』は、6月8日にシカゴで行われた授賞式で、権威あるジェームズ・ビアード賞の「ビジュアルメディア短編部門」を受賞しました。
『Great Wall』は、サウスカロライナ州グリーンビルで初かつ唯一の点心レストラン、サム・バーをオープンするまでの道のりを追った21分間の映画です。
これはオシロ監督の初の長編映画であり、アジア系アメリカ人と太平洋諸島民が所有する彼の新しい小さな映画会社アンダーカレント・フィルム社から公開されました。
グアムで生まれ育ち、過去10年間米国に住んでいるオシロ氏は、CBSニュースのコーナーやYouTubeクリエイターに勝って「Great Wall」が成功したことに謙虚な気持ちと感謝の気持ちを抱いています。
「Great Wall」は、1980年代初頭に東アジアから米国に移住した2世代にわたるレストラン経営者の家系の中国系アメリカ人女性を描いた短編ドキュメンタリーです。
レストラン業界で傷ついたまま育ったこのかつて成功した化学エンジニアは、自分の本当の天職を見つけずにはいられず、自分の点心レストランをオープンしました。
オシロ氏のドキュメンタリーは、視聴者を家族、自分、そして外部の期待の間の葛藤の旅へと連れて行きます。
一方、ジェームズ・ビアード財団は、アメリカの食文化を支える人々を称賛し、支援し、高め、才能、公平性、持続可能性に根ざした良質な食品の基準を擁護することを使命とする非営利団体です。
2024年のジェームズ・ビアード・メディア賞部門は、ノンフィクションの食品と飲料のトピックを表彰します。
これらの作品は、ラジオ、テレビ放送、ポッドキャスト、ドキュメンタリー、オンラインサイト、ソーシャルメディアなどのデジタルおよび地上波メディアからのものです。
6月10日、ジェームズ・ビアード財団は、今日のアメリカの料理界の味を引き出すすべての文化と地域を反映したレストランとシェフの表彰式を行いました。
主な賞には、優秀なレストラン経営者、優秀なシェフ、優秀なレストラン、新進シェフ、最優秀新レストランなどがありました。