<サイパン>男は「覚せい剤」所持で無罪を主張

ジョン・P・デレオン・ゲレロ被告は、6月18日にススペのグマ・フスティシアで行われた予備審問から連れ出されました。昨日、デレオン・ゲレロ被告は、自身にかけられたすべての罪状について無罪を主張しました。

クリスタル・マリノ

5月7日にクリスタルメタンフェタミンと銃器3丁を所持していたとされる男が、8つの容疑すべてに対して無罪を主張しました。

この主張は、昨日ススペ上級裁判所で行われたジョン・P・デレオン・ゲレロ被告(48歳)の罪状認否審問で、ロベルト・C・ナラハ裁判長の前で行われました。

現在、銃器の保管3件、銃器のシリアルナンバーの削除1件、銃器所有者身分証明書なしでの銃器所持1件、規制薬物の密売1件、規制薬物の違法所持2件で起訴されているデレオン・ゲレロ被告は、ナラハ裁判長の命令により、2024年8月1日午前10時にリリアン・テノリオ判事との会見のために再び出廷する予定です。

テノリオ氏は、6月18日にデレオン・ゲレロ被告の予備審問を主宰し、提出された証言と証拠により、8件の罪状すべてに相当な理由があると認定しました。

予備審問中、政府を代表するチェスター・ハインズ主任検察官は、公安局の捜査官の証言を提出し、銃器の写真を公開しました。証人は、これらがデレオン・ゲレロ被告の住居とされる場所で発見されたものであることを確認しました。

証言によると、2024年5月7日、麻薬取締部隊が緊急対応チームとともにデレオン・ゲレロ被告のチャイナタウンの自宅に捜索令状を執行したとのことです。到着すると、警官は正面玄関から15~20フィートのところに駐車しているマツダ車に乗った男性に気付きました。後にジョン・P・デレオン・ゲレロと特定されたこの人物は、要請に応じて身分証明書を提示しました。

証人は、警官がデレオン・ゲレロ容疑者に違法なものを所持していないか尋ねたと話しました。ゲレロ容疑者は「助けて…車の中に何かある」と答え、警官に助手席のバッグを指示しました。警察犬が車を捜索したところ、大きなバッグの中に袋に入った結晶化した物質が8.2グラム入っていました。警察は麻薬識別キットを使ってその物質を検査したところ、メタンフェタミン陽性反応が出ました。また、秤、綿棒、湿った物質の入った注射器も発見されました。ハインズ氏は、5グラム以上所持していたことからデレオン・ゲレロ容疑者が麻薬流通に関与していたと説明し、麻薬密売の罪も加えました。

デレオン・ゲレロ被告の住居とされる建物内で、警官は3丁の銃器が入った段ボール箱を発見しました。1丁は、口径22の茶色のマーリン882(シリアル番号11536045)、1丁は口径22の黒いウィンチェスター600(シリアル番号は削除)、1丁は口径9mmの黒いワルサー・アームズPPS(シリアル番号BA7122)でした。デレオン・ゲレロ被告は登録された銃器許可証の保持者ではなかったことが確認されました。

証言ではさらに、デレオン・ゲレロ被告は自分の権利を知らされた後、警察署で公式声明を出すために自発的に警官に同行することに同意したと詳述されています。手錠をかけられていない彼は、薬物を所有し、毎日メタンフェタミンを使用していることを認め、当局に協力したいと表明しました。供述とさらなる尋問の後、彼は今後の協力を約束して釈放されました。

しかし、証言によると、デレオン・ゲレロ被告は約束を守らなかったとのことです。その結果、5月17日に新たな逮捕状が発行され、5月20日に執行され、警察はガラパンのミハビル・エステーツの高層住宅地区でデレオン・ゲレロ容疑者を逮捕しました。

デレオン・ゲレロ被告の予備審問での弁論で、裁判所が任命した弁護士アンソニー・アグオン氏は、銃器のある住居がデレオン・ゲレロ被告の住居であると結論付けるには証拠が不十分であると述べました。

その予備審問に続いて、昨日ナラハ判事による罪状認否審問が行われました。

https://www.saipantribune.com/news/local/man-pleads-not-guilty-for-possession-of-meth/article_909a24e0-3789-11ef-aee6-5b7fd3bd65bd.html

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