<サイパン>トランプ氏暗殺未遂について:パラシオス「暴力行為を非難します」
元大統領で共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏に対する暗殺未遂事件は世界中に衝撃を与え、そのニュースは(CNMIのような離島の人々のように)多くの人々の耳にまだ残っている中、CNMIの指導者たちは一つのことを明確にしています。
海外メディアによると、トランプ氏は週末、ペンシルベニア州での集会中に暗殺未遂の標的になったと言います。
CNMI政府からの声明で、アーノルド・パラシオス知事とデビッド・M・アパタン副知事は、前大統領に対する行為を非難しました。
「アパタン副知事と私は、(今週末)ペンシルバニアで開催された政治集会でトランプ前大統領らに対して行われた暴力を非難する」と述べました。
パラシオス氏は、このような卑怯な行為こそ、アメリカ合衆国を偉大なものにしている核となる価値観を損なうものだと述べました。
「トランプ前大統領が無事でよかった。政治的言論に暴力はふさわしくない。ここコモンウェルスであろうと首都であろうと、社会のすべての構成員が恐れや不安なしに政治的意見や意見の相違を表明できるようにするために、あらゆる機会、あらゆるチャンスでそれを放棄しなければならない」と同氏は述べています。
エディス・デレオン・ゲレロ上院議長(サイパン選出)の声明では、このニュースは心を痛めるものであり、この暴力的な時代における安全と平和を祈ることが最善であると述べました。
「今の時代にこのような行為を目にするのは悲しいことであり、罪のない人々の命が失われることは、ただただ心が痛みます。私たちは自由を行使する自由を与えられていますが、同時にすべての国とその国民の安全と平和を祈らなければなりません」と彼女は語りました。
サイパン・トリビューンはCNMI共和党とNMI民主党に問い合わせましたが、報道時点では両党とも正式な声明を発表していません。
AP通信によると、トランプ氏暗殺未遂事件は、トランプ氏が共和党の指名を受ける数日前に起きたとのことです。
ペンシルベニア州での集会で演説中に群衆から発砲があり、銃弾がトランプ氏の耳の上部をかすめました。
当局によると、トランプ氏は軽傷を負ったものの、1人が死亡、2人が重傷を負ったと言います。
一方、ホワイトハウスによると、トランプ氏の対抗馬として立候補しているジョー・バイデン大統領は、銃撃事件の数時間後にトランプ氏と話をしたと言います。
「アメリカにはこのような暴力の場はない。病んでいる。軽蔑する」
FBIは銃撃犯をペンシルベニア州ベセルパーク在住のトーマス・マシュー・クルックス(20)と特定しました。同局によると、捜査は現在も継続中であるとのことです。
FBIによると、シークレットサービスの捜査官は、ペンシルベニア州バトラーのファームショーで、集会会場の外の高い位置から攻撃したクルックス容疑者を射殺したとのことです。