<グアム>にっぽん丸と米国、2018年の桟橋事故で和解
グアム地方裁判所に提出された文書によると、米国政府とクルーズ船「にっぽん丸」は和解に達したようだが、和解の詳細はまだ公表されていません。
米国は、2018年の桟橋事故で生じた損害について、日本を拠点とするこの定期船とその所有者に800万ドル以上の賠償を求めました。
連邦報告書は後に、事故は船長の飲酒が原因であると結論付けました。
米国司法省が提起した訴訟によると、2018年12月20日午後9時頃、にっぽん丸の船尾がアプラ港の米海軍給油埠頭に衝突し、損害が発生したとされます。
けが人はいなかったものの、数百人の乗客と乗員を帰国させる費用を含め、その後の費用は急騰しました。
この件の解決に向けた交渉はそれ以来失敗に終わりました。
グアム地方裁判所の最新の書類によると、この訴訟はまもなく解決するかもしれません。
両当事者は9月5日、ホノルルのスーザン・オキ・モルウェイ地方判事の法廷で和解会議を開きました。双方の弁護士と幹部が出席し、ワシントンDCの米国当局の承認を条件に和解に達しました。
米国の弁護士は、承認を強く求め、承認が得られれば被告にも通知して署名させると述べました。
その期限はハワイ時間9月9日午後6時でした。裁判記録によると、両当事者はモルウェイの法務書記官に電子メールで通知し、判事が承認すれば、彼女は訴訟却下の申し立てを行う予定です。
承認が得られない場合、モルウェイの法廷で決定された和解額は最終的な額であるため、両当事者は裁判に進むことになるでしょう。
しかし、裁判所の記録によると、モルウェイ氏は合意に至る可能性があるとして、両当事者にさらなる協議を再度要請したとのことです。