<グアム>レゴの箱が学校侵入容疑者の逮捕につながる
上級裁判所に提出された治安判事の訴状によると、住民が届け出たレゴの箱が、タロフォフォ小学校での一連の侵入事件で警察が逮捕につながったとのことです。
ポール・アンソニー・クルズ容疑者(40歳)は、第2級重罪である窃盗と盗品受領による窃盗で起訴されました。
訴状によると、クルズ容疑者は第3級重罪および軽罪窃盗として窃盗1件でも起訴されたとのことです。
9月12日午前7時30分、学校職員は1週間で3件目の侵入窃盗事件を報告しました。1,350ドル相当の高圧洗浄機が盗まれました。
9月14日午前2時、警官が学校に立ち寄り、歩道に石が落ちており、学校事務所の窓が割れているのに気付きました。350ドル相当のエアコンが盗まれたと報告されました。
警官らは9月16日午前12時41分に同様の捜索を行った際、学校の部屋の鍵がかかっていないのを発見し、部屋を物色しました。回路図作成機、回路図エクスプレス機、レゴ教育セット9個、クレヨン2箱、エイサーのノートパソコンが紛失していました。総額は7,739ドル相当でした。
9月18日午前9時、警察は、住民が学校所有のレゴの箱をタロフォフォ市長室に届けたことを知りました。別の人物がクルズ被告からレゴを購入しており、住民は学校裏のジャングルで同様のレゴの箱を見たことがあったため、不審に思ったとされます。
その日の午後遅く、警察は、友人からレゴを4箱受け取ったと述べたクルズ被告を尋問しました。訴状によると、クルズ被告は1箱を売り、残りをジャングルに隠したと述べました。
クルズ被告は警察官に対し、友人を何度かタロフォフォ小学校まで車で送ったことがあり、高圧洗浄機、エアコン、その他の品物の盗難は友人の仕業だと思ったと語ったと訴状には記されています。
木曜日の時点で、クルズ被告の友人に対する告訴は行われていません。
クルズ被告は5,000ドルの個人保証金で釈放されました。検事総長事務所が提供した文書によると、彼が有罪となれば、懲役12年が科される可能性があります。