<グアム>ムーア被告の無効審理請求が却下され、火曜日から再開
ニコラス・ムーア被告のアガナハイツ射殺容疑に関連する裁判は、弁護側が証拠を奪われたと主張していたにもかかわらず、判事はその続行を許可しました。
先週、45口径ピストルの写真と銃の現物がムーア被告の弁護団に引き渡されていないことが明らかになった後、彼らは裁判所に無効審理を要求しました。
その後、金曜日に無効審理に関する弁論が行われ、ムーア弁護団は検察側が証拠を引き渡さないことで法律に従わなかったと主張しました。しかし、検察側は、引き渡されたのはマイケル・カストロ氏の死に関連するムーア事件の証拠であると主張しました。
この銃は弁護側が所有しているにもかかわらず、ウィリアム・ガブラス弁護士とマイケル・フィリップス弁護士は金曜日に、この銃の写真は「干し草の中から針を見つける」ようなもので、ムーア被告の裁判では、裁判で証言したムーア被告の共同被告人エリック・サローンだけが銃撃事件の夜に銃を発射したと陪審員に説得しようとするなどの偏見があると述べました。
検察側は、45口径のピストルについての言及は、この事件には持ち込まれないと回答しています。
アルベルトE.トレンティーノ判事は、「45口径ピストルと写真の証拠能力は明白ではない」として無効審判の申し立てを却下しました。
「その証拠は証拠能力がない」とトレンティーノ判事は付け加え、さらに両当事者が45口径ピストルやその写真を所持していることを検察側に明かしてはならないとも命じました。
ムーア被告の裁判は、2020年10月15日にアガナハイツで起きた車上荒らしに関連したテロ行為、加重暴行、違法武器所持の罪に問われて、火曜日の午後に再開されます。
また同被告は、車上荒らしの2週間後にカストロ氏を殺害した罪、2016年12月と2017年1月頃に16歳未満の未成年者と性的関係を持った罪でも起訴されています。