政府発表

スーパー台風Yutuがマリアナ諸島から遠ざかるにつれて、サイパンとティニアンの重要なインフラへの大規模な被害は、多くの家族が住いを失くしコモンウェルスを荒廃させてしまいました。CNMI政府はマリアナ諸島のすべての住民の安全と安心を確保するための適切な措置をとっており、救援と復興の努力が現在進行中です。

CNMIの国土安全保障局と緊急事態管理局は、最初の対応者が瓦礫の道路を掃除できるようにするために、「全面解除」が出されるまで住民に屋内にとどまるよう促しています。最初の対応者輸送と通勤者の交通のために車線はクリアされていますが、主なハイウェーとアクセスポイントの通常の交通を妨げている倒壊した電柱と電線があるため警戒警報は有効のままです。

ラルフ・DLGトレス知事は、CNMIと連邦政府間の調整が既に始まったことを示しました。

「HSEM、FEMA、国防総省、アメリカ赤十字、私たちの法執行機関、特に政府機関、非営利団体、民間セクター代表のCNMI緊急事態管理センターの皆様に感謝したい」

「私たちの初期対応者は、道路を清掃し、損傷したインフラに向かっており、避難した住民を支援することなど24時間体制で働いています。これは、1968年に台風21号が起きて以来、マリアナに打撃を与えた最悪の嵐です。マリアナは、この災害に襲われても、私たちは弾力性があるので、より強くなるでしょう。私たちの地域社会、隣人、私たちの友人、そして家族は、この台風よりも強くて速い再建の準備ができています」とトレス知事は付け加えました。

合同被害査定は、知事事務所、FEMA、アメリカ赤十字社との間で調整されています。3つの機関はすべて個別の事前査定を行っています。査定はトレス知事の大規模災害宣言の要請の一部となります。

 

シェルター（避難所）

サイパンとティニアンのすべての避難所はフ​​ル稼働です。約840人の避難者があり、避難所を探し続けている住民は増えることが予想されます。住民のために、CNMIの最初の対応者は公立学校制度と地域文化局と連携して追加の活動を開始するために24時間体制で働いています。

 

人道的救済

トレス知事は、避難民に対する即時の人道的救済のためのFEMAへの迅速な要請を承認しました。食べ物、水、幼児用ベッド、トイレキット、タール、一時的なシェルターの開放はその要請の一部です。HSEMは非常食配布のために公共エリアを開設し、まもなく完全な発表を行う予定です。

 

トレス知事は、軍に支援された人道的救援活動について、国防総省との連絡を維持しています。

トレス知事と初期対応者は、住民のために飲料水を分配するための逆浸透（RO）システムの使用に関する民間パートナーと協力しています。

とりあえず、損傷した家屋に住んでいて、緊急援助が必要な場合は、地元の消防署で健康緊急事態のための交通機関の援助を受けてください。

コモンウェルス交通局（COTA）は、輸送を必要とする住民のために待機しています。ピックアップ輸送をスケジュールするには、（670）664-8000のCNMIステート・ワーニング・ポイントに連絡してください。

 

公式の政府機関情報更新

 

知事のオフィス

すべての政府機関は、知事によるさらなる通知が出るまで閉鎖されたままです。いくつかの行政機関および政府機関が公共のインフラと施設に重大かつ軽微な損害を報告しています。

 

台風マンクァットに関する大統領宣言のために開かれた災害復旧センター（DRCs）は、今後の通知があるまで閉鎖されたままです。完全な査定が行われると同時に、DRCは再開または再配置されます。

 

重大災害宣言が知事によって要請され、大統領による承認を受けるまで、スーパー台風Yutuの連邦災害援助はCNMI住民に利用できません。トレス州知事とシニアリーダーシップチームは現在、できるだけ早く要請を提出することについて連邦政府のパートナーと調整しています。

 

コミュニケーション

電子メール、テキストメッセージは時々途切れており、通話は過去24時間遅れています。インターネットは、停電や電気通信設備のメンテナンスのために良好ではありません。

 

公立学校システム

すべての公立学校は、避難する住民の避難や、サイパンとティニアンの学校への大規模な被害のために、さらに通知するまで授業を中止しています。

 

北マリアナ・カレッジ

すべてのキャンパス（サイパン、ティニアン、ロタ）は、さらに通知するまで授業を中断しました。

 

コモンウェルス・ユーティリティ社

CUCは、200〜300本の電柱が倒れ、400〜500本の電柱が傾き、サイパンとテニアンではかなりの数の変圧器と導体の落下を報告しました。電力修復を開始するために、700〜800の電柱、変圧器、および追加資材についてFEMAを通じて要請がなされています。水と電力の復旧の時間枠に関する査定が進行中です。水の回復は電力の問題であり、それが優先されます。

 

CUC初期優先事項は、公共事業部とサイパン及びティニアン市長のオフィスを含む最初の対応チームの助けを借りて、主要幹線道路及び副幹線道路から損傷したインフラストラクチャを取り除くことです。

 

CUCは支援とリソース共有をグアム・パワー・オーソリティ（Guam Power Authority）と連絡を取っています。

 

コモンウェルス・ヘルスケア社

緊急医療の場合は、CHC緊急事態局に進んでください。地元の消防署は緊急輸送を提供しますので、（670）234-8950に電話して下さい。

全てのCHC透析クリニック患者は、透析治療スケジュール再開に関する情報に関して、診療時間の再開と同時に呼び出しを受けることになります。

CHCCは、災害医療支援チーム（DMAT）の展開について、保健福祉省（HHS）と接触し続けています。

大規模な浸水や被害のため、ティニアン保健センターは活動していません。CHCC 緊急ルームは一部損傷。CHCCはすぐにモバイル・アウトリーチ（移動診療）を実施する予定です。

 

カグマンコミュニティヘルスセンター

KCHCは2018年10月26日金曜日午前8時に再開する予定です。

 

サイパン国際空港

インターナショナル・ターミナル（国際線）とコミュータ・ターミナル（国内線）の両方に重大な損害が発生したため、その後の通知までフライトオペレーションは行われません。港湾を含む連邦港湾局（CPA）の職員警察および航空事業者は、携帯用発電機の保安および保守の目的で空港に残っています。空港は現在バックアップ・ジェネレータは稼働していません。

 

サイパン港

サイパン港は、米国沿岸警備隊によってズールー状態にとどまっています。港の出入りはありません。