連邦下院S.2739を取り上げる

連邦下院議会は、CNMIイミグレーション管理の連邦化法案を、今週協議する予定です。
ワシントンで429日(火)に審議される13法案のひとつであるS.2739 は、今週の議会日程に示されています。
下院議員は午前中の協議のため午後1230分に会い、立法議事は午後2時に行われます。投票採決は午後630分が見込まれています。サイパン時間では水曜日の午後430分にあたります。
下院が承認したパブリック・ランド、自然公園、水源、と境界問題を覆う政策が含まれているこの上院のオムニバス法案を、下院議会は、通過させるものとみられます。
下院でこの法案が明確にされると、ブッシュ大統領の下に送付され法律となります。
この法案には、ワシントンにCNMIのイミグレーション・システムを継承させる条項が含まれています。それはまた、限定された投票権を持つ下院議会でのコモンウェルス代表議席が与えられます。
現在、グアム、アメリカン・サモア、プエルト・リコ、U.S.ヴァージン諸島、コロンビア地方が下院の代表議席を持っています。
フィッテイェル政府と現地民間企業は、拘束が強く、CNMIの混迷する経済に更なるダメージを与えるとして、このイミグレーション法案に反対しています。
連邦イミグレーション・システムは、島の労働を満たすためのCNMIの外国人労働者の雇用を困難にすると怖れています。現地高官はまた、CNMIがロシアと中国からの観光客を失うことを懸念しています。
しかし、提案者は、この法案が、国境問題とコモンウェルスでの長期にわたる労働虐待問題を是正するとしています。
グアムは、地域ビザ免除プログラムの下、CNMIとグアムが統一される条項から、この法案から恩恵を得ると見られています。このプログラムの下、グアムとCNMIに入国する観光客は、45日まで、どちらの土地、あるいはいかなる組み合わせも可能になります。
更に、現行のグアムのビザ免除プログラムを15日まで延長することができます。
この法案はまた、国際的な一時労働ビザの数の制限から、CNMIとグアムは免除される条項が盛り込まれています。

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