ゲレロ氏、CUCの$270M損失はビラゴメズ氏の責任
元CUCエグゼクティブ・ディレクターのラモン・クモイ・S.ゲレロ氏は、彼の後継者、現在の副知事であるティモシー・P.ビラゴメズ氏によって開始された、エンジン燃料の使用転換によって$270ミリオン以上の損失をCUCは被ったと言っています。
「CNMIの人々に何年も持ち越されたその負担は、私の後任のエグゼクティブ・ディレクターのミスの蓄積である」とゲレロ氏はバラエティ紙に宛てた8ページの書簡で述べています。更に彼はビラゴメズ氏は2年半CUCを運営したとしています。
「彼が我々に何をもたらせたのか?高額な請求と更なる停電だ」と2000年から2004年まで上院議員を努めたゲレロ氏は述べました。
彼は、「この信じ難い混乱を解消」して、再びCUCを運営するつもりはないと述べています。更に、「私もまた、経済崩壊の頂点にある定期的停電と高額な電気料金の影響を被っている」と述べました。
ゲレロ氏によると、サイパンの臨時発電を請け負ったAggreko社によって、より燃料を消費する高速パワー・エンジンが使用されるだろうとしています。
「効率的でない、このより速度の速いエンジンは高燃費である」と元CUCチーフは述べ、「現在、我々は・・・・基本負荷に機械のピークを越えた高速を使用している。その結果、住民やビジネス・コミュニティへのハイ・コストなるだろう」としています。
今日のヘビー燃料オイルの価格は、ディーゼル・ナンバー2のコスト$4.21と同時に1ガロン$2.68です。
「CUCはエンジンに不適切なオイルを使用している」とゲレロ氏は表明、「そして、パワープラント1の燃料をヘビー燃料からディーゼル・ナンバー2に切り替えたのは誰だと思いますか?」と訊ねました。
彼によると「最も無能なユーティリティ・マネージャーによって永続させられたこのたったひとつの間違いから、CUCは$270ミリオン以上の損失を被っている」としています。
この元CUCチーフはまた、同機関の契約請負業者DCMは、その$5.1ミリオンの契約が生かされていないと指摘します。
三菱重機LTDは、パワープラント1エンジンの修復に対してわずか$21,910で入札提出をしました。
彼によると、三菱はCUCに、いくつかのエンジン部品の製造は最低200日かかるであろうと通知したと言っています。「三菱は取り外しが必要な部品のリスト詳細を準備した。この通知があるにも関わらず、このとき、ベン・フィッテイェル内閣は、DCMがより知識があり適格であると決定した」とゲレロ氏は述べました。
タオタオ・タノのグレック・クルズ氏によると、CUCは2006年5月にパワープラント2の修復のため、単独契約でCISCO社を雇用したとしています。
プラント2でのCUCSO社の修復は、部品の不足で中断しています。
「このような作業の遅れを、不履行の問題にならないのか、未だになぞである」とゲレロ氏は述べ、「ロアベースのCUCオイル貯蔵施設もまた、壊滅的な機能停止の危機の中にある。タンク104は300,000ガロン以上の使用、貯蔵があり、すでにばらばらに壊れている」と言っています。
彼はまた、米環境保護機関によって1日$32,000の罰金がCUCに課せられたにも関わらず、貯蔵施設の中のドラム缶のオイルが漏出していることも指摘し、「CUCはこの問題も未だ解決していない」と言っています。
このシナリオはCNMIの水を危険にさらしていると彼は述べています。
「CUCは能力のあるプロジェクト・マネージャーと、発電所を元の状態にもどすため、エグゼクティブ・ディレクターの補佐が必要である」と同氏は述べました。
ついに「告発」が始まりましたねー。
現副知事のCUC局長時代の汚職疑惑は、暗黙の事実(笑)みたいに言われていましたから、やはり連邦化を機に「村体制」から「民主化」への改革のステップとして、内部告発をどんどん行って、まずは政府を浄化させねばならないと思いますね。