CUC、モービルにクレジット期限延長を求める
CUCはモービル・オイル・マリアナ・アイランドInc.に、支払期日での清算に十分な現金が整わない中、将来の燃料購入のためのクレジット期限60日を延長するよう求めています。
CUCのエグゼクティブ・ディレクターのトニー・ムーニャ氏によると、モービルとの新たな燃料供給契約を結んだことで、$80ミリオン近くの現金を支払わねばならないとしています。
同氏によると、モービルの現金清算要求を満たすためのこの「信用」は、オイル会社に、経済危機の影響が続く島での将来の燃料供給における制限を容易にすることを奨励すべきとしています。
「2007年5月1日の、現在の燃料契約の開始から、CUCは約$80ミリオンの現金で燃料を購入しています。2007年10月からだけで$50.15ミリオン。CUCとCNMI政府は現在の現金条件の下、燃料購入支払いを満たす中で信用を明示している」とムーニャ氏は、モービルのコマーシャル・マネージャー、ブライアン・バンバ氏への書簡の中で述べました。
同氏によると、国際市場で燃料価格が引き続き高騰しており、同機関は電気料金を値上げしたにも関わらず、その経費の対処できないとしていて、今年の2月から5月で、燃料費に29.42%以上を支払っているとのことです。
以前のディーゼル・コスト$5.8ミリオン・47.421バーレルは、5月までで$7.7ミリオンとなり、先月比で$1.9ミリオンまで上がっています。
「3月に発効した請求額は5月に集金され、CUCの毎月の収益は2ヶ月前燃料費請求額で循環していることを考慮すると、5月の燃料請求$7.7ミリオンに対し、収益は約$6.01ミリオンで、この燃料コストの上昇を是正するため、CUCは非燃料請求の$1.6ミリオンを徴収し使用せねばならない」とムーニャ氏は述べ、モービル社バンバ氏に、CUCの60日間のクレジット期限はモービル、CNMI政府、お互いの利益に繋がると説明しました。
毎月、サイパン・プラントでは発電のための燃料を1.679ミリオン・ガロン消費しています。
テニアンの民間発電所は207,430ガロンを必要とし、ロタは66,516ガロンを消費しています。
テニアン、ロタへの輸送費は別途加算されます。
サイパンでは1日2時間の定期的停電が続いています。