収入の実質減少$8.7ミリオンを指摘
財務局の収入見込み見直しで$8.7ミリオンの減収が指摘され、フィッテイェル知事は昨日、議会の提案した2009年度予算案$165.4ミリオンを却下しました。
フィッテイェル知事は、下院歳入委員会と上院の財政業務委員会が予算通過に向けた取り組みが両者に厳しい仕事であったことを認めましたが、新しい収益見通しは、実行可能な支出プランを意味していないと述べました。
「私を無責任にし、CNMIの憲法と法律によって命じられた私の義務を怠ることで、私にこの立法案を承認させるような、財務局長の見直した見込みは無視できるものではない」と知事は上院議長ピート・レジス氏と下院議長アーノルド・パラシウス氏に宛てた書簡で述べています。
フィッテイェル知事は主な財源の減少を指摘しました。
サイパンに残っている縫製工場4社の3社が閉鎖し、2009年3月にノースウェスト航空のサイパン-大阪線が停止するとの報告を確認しました。
「これは財源のかなりの減少であり、予算立法の下で資金供給をするために、提案されたプログラムの実現を支えられない」と知事は述べました。
知事は議会に、緊縮金曜と呼ばれる公休代替金曜日の再実行、有給休暇の無給実施、リタイヤメント・ファンドへの送金削減などの政策承認を促しました。
「これらの経費節減政策は、コモンウェルス住民へのサービス供給を継続することと、我々の均衡予算の本質的な要件を満たすための決め手となる」と知事は言っています。
知事は法制定される締め切りのわずか1日前に、提案された予算案を拒否しました。