ノースウェスト航空、サイパン便削減
「我々は大惨事に向かっている」
これはサイパンへのフライトを削減するノースウェスト航空の決定について、上院議長のピート・レジス氏が、昨日の合同審議の中で彼の同僚に知らせた言葉です。
レジス氏によると、ノースウェスト社はまた、残っている島へのフライトで小さな航空機材を使用することを計画しているとのことです。これによって乗客の席数が減ります。
バラエティ紙は火曜日、ノースウェスト航空グアム-サイパン支店長のリチャード・パーソン氏にE-メールで問い合わせましたが、昨晩の記者会見の返答を得られませんでした。
「私たちが財政危機に直面しており、また、私たちが災害に向かっているという指摘はあるように思える」とレジス氏は述べました。
ノースウェスト社の決定が、現地イミグレーションの連邦化に何かを及ぼすかどうかはわからないと同氏は述べ、「これに我々がどのような立場をとるか検討する」ために、MVA(観光局)とのミーティングを図っているとしました。
昨日の声明の中で、MVAは、ノースウェスト社が3月29日から昼間の成田便航空機材をA330(298席)からB757(182席)に縮小すると述べました。
5月には、ノースウェスト社は大阪と成田からの夜行便を停止します。
MVAによると、「75%のロードファクター(稼働率)を基にして、直接的な概算827ドル、間接的な経済影響における日本人の訪問者一人あたり2,709ドルの、それぞれ席数合計の26.8パーセントをCNMIは失い、2009年度の終わりまでに、直接的、また、間接的なビジネス・チャンスにおいてCNMIは、5134万1514ドル、および1億6811万8515ドルを失うことになるであろう」としています。
NW社の大阪便の損失で日本からの座席数は2割減少します。
「これは、我々の主な観光産業市場からの多大な損失である」とMVAのペリー・テノリオ局長は述べました。
彼によると、MVAは「失う座席数を補う方法を旅行業界のパートナーらと協議する」としています。
CNMIの第二番目の大手市場の韓国もまた、韓国の経済下降と通貨ウォンの下落で数ヶ月前から継続した柔軟性が見られると、ペリー氏は述べています。
「もし、席数が回復できないなら、これらの変化はCNMI経済の多くを殺すであろう」とペリー局長は述べ「CNMIはゴーストタウンになる」としています。