年間観光産業収益減$339ミリオンに突入
ノースウェスト航空の減便、ロシア人と中国人のビザ免除プログラムからの除去、韓国からのツーリスの継続下降などで、CNMIは年間観光収益を$339ミリオン損失するでしょう。
この金額はCNMIの年間観光収益の35.2%にあたります。商務局によって昨日発表された報告書は、四半期ごとの経済指標を基に、事業総収入が2009年度でわずか$16億ドルに届くに過ぎないとしています。
2008年度は過去5年間の三番目にあたり、総合的な事業所得は$20億ドルの指標に届きませんでした
「2009年が挑戦の年であることは疑いない」サイパン商業会議所のジム・アレノヴィスキ会長は昨日、彼の報告書の中で、ノースウェスト航空の減便と、ビザ免除プログラムの影響に言及して、事業者グループのメンバーにそう伝えました。
更なる試練
CNMIにおける影響を$6ミリオンと連邦政府が見積もっているにもかかわらず、商業会のアレノヴィスキ氏は、この影響は更に厳しくなるであろうと述べました。
「ロシア人と中国人の観光客来島の急激な減少は、ホテル、航空会社、ツアーエージェント、小売店とその他全ての個人事業に行き渡るであろう。たとえ、もし、我々が観光産業に直接の関わりがなくとも、政府税収に重要な影響被害をもたらせることになる」と同氏は述べました。
米国土安全保障省は未だに提案されたCNMIだけの労働者移行プログラムの規則を発効していません。
「私たちには、これらの新しいビザ取得手に関する新しい規則を見て、取得することが本当により困難で、あるいは高価なものであるのか、また、私たちの島の商業にとって不利益なものかを決定する必要がある」と、アレノヴィスキ氏は述べました。
損益、失業
中国とロシアからの来島者は来島者合計数のわずか10%であるにも拘らず、彼らが消費する直接的な経済効果は$56,790,108で、他の来島者よりも高額消費、長期滞在で現地経済への間接的高価は$185,659,450となっているとMVAでは言っています。
CNMIもまた、中国、ロシアからの観光客損失で、民間事業で733件、公共事業で656件の仕事を失います。
「規則実施の遅延の切迫は、我々の主要市場の日本からの更なる空輸削減によって複合される」とテノリオ氏・
損失緩和
MVAは旅行業者と座席数の損失を補う方法を話し合っています。
テノリオ氏によると、2009年12月に開始したアシアナ航空による新たな大阪-サイパン線は、この損失を補うであろうとしています。
アシアナ航空は予定された6ヶ月間を、機材A321-200、ビジネス12席、エコノミー165席の合計177席を使用し、週3便の就航を行っています。これは、就航期間中の合計席数約12,744を提供します。