ノースウェスト航空の減便で収入試算、再度見直し
フィッテイェル内閣は、大阪便、成田深夜便の運休停止、更に航空機材縮小を決定したノースウェスト航空の決定により、2009年度の収入見込み$148ミリオンを再度調整しています。
「どのくらいの減収になるかわからないが、観光客数の減少を計算に入れねばならない。もし、ノースウェスト社がフライト数を削減するということは、観光客数の減少を意味し、政府収入の減少を意味する」と広報官チャールズ・レジス氏は述べました。
フィッテイェル知事は、$148ミリオンの現地徴収収入を含む、$156.76ミリオンで議会を通過した2009年度予算案に対して、本日、行動を起こします。
フィッテイェル知事は先週、緊縮政策の不足を指し、予算案を拒否すると述べました。
下院議長のアーノルド・パラシウス氏は昨日、知事の拒否権を覆すと述べ、上院議長ピート・レジス氏は昨日の時点で、未だ上院の総意を得ていないと述べました。
パラシウス氏によると、知事は、もし必要とあらば、収入試算見直しを法的に命じられるとしています。
観光客減少
MVAのペリー・テノリオ局長によると、先週、ノースウェスト航空は3月29日までに、現状の航空機A330(298席)からB757(182席)に変えることを発表したとしています。
5月、ノースウェスト社は大阪と成田からの夜行便を停止します。
テノリオ氏によると、航空座席26.8%の減少でCNMIへの経済影響は間接的に$51.341ミリオン、また、$168.118ミリオンの経済機会を失うとしています。
削減実行
財務局のイロイ・イノス局長は、もし、金曜日、また、無償休暇などの緊縮法案の実行を公認する実行可能な法律がないなら、政府は人員削減を含む他の「急進的な手段」に訴えなければならないかもしれないと述べました。
イノス氏は知事への財務報告書の中で、政府は2009年度第1四半期で割り当てられた$39.281ミリオン以上の$4.511ミリオンを費やすと述べています。
この予算は、継続している$156.703ミリオンの割り当てレベルに基づいて割り当てられました。
レジス氏は更に、2009年は選挙の年であり、緊縮政策を実施するのは困難であると述べました。