有罪！

6時間に満たない審議の後、連邦陪審員たちは昨日、ティモシー・P.ビラゴメス副知事、ジェームス・A.サントス元商務局長とその妻ジャクイーナ・V.サントス夫人の、ライドライムと呼ばれる化学薬品の不必要な購入を通じて、CUCの横領謀議に関するすべての罪状に有罪を申し渡しました。

これは、ビラゴメス氏を刑事事件で有罪宜告された、これまで最も高いCNMII高官にしています。

陪審員は、ビラゴメス氏とジェームス・サントス氏を、米国に対する犯罪、電信詐欺、連邦資金を受け取っているプログラムに関する盗み、また、連邦資金を受け取っているプログラムに関する贈賄、また、詐欺の陰謀で有罪と判断しました。

ジャクイーナ・サントス夫人は、連邦資金を受け取っているプログラムに関する盗みと、連邦資金を受け取っているプログラムに関する贈収賄を犯すための犯行援助で有罪と判断されました。

12名の陪審員は、わずか数時間の審議の後、全員一致で評決を下しました。彼らは午前9時30分ころに審理に入り、１日の陪審選択を含めて、裁判はちょうど２０日間続き、評決は午後３時３０分に読まれました。

NMI連邦地方裁判所のアレックス・R.ムンソン首席判事は、2009年7月28日にその判決を設定しました。判決後、被告人らは控訴通知を提出するために10日間が与えられます。ビラゴメス氏とサントス氏が控訴するかはすぐには、解りませんでした。

電信詐欺の最大罰は20年の懲役、同時に他の訴因範囲で5年から10年までに及びます。

マンソン判事は被告に、彼らの判決が出るまで自由なままでいることを許しました。

反応

フィッテイェル知事はこの評決を知った後、言うべき二つのことがありました。

「最初に、私は副知事の家族に同情を伝えたい。これは、どのような家族にとっても苦難となる経験しなければならない厳しい試練であり、また、私は同様に、この不運な出来事が家族だけではなく、我々全ての地域共同体に起こった大きな苦悩であることを残念に思う」

「第二に、私が過去に繰り返して言ったように、私は法律と司法のプロセスを尊重します。私は我々の法制度を尊敬します。」

タオタオタノCNMI会長グレッグ・クルズ氏は、ビラゴメス氏へのオフィスからの引退を求めた以前の彼の要求は、「我々が知っていた、この連邦起訴での証拠が弁護よりもまさっていたことを行うため尊敬すべきことであったであろう」と述べました。

「これらのすべてによって学ばれるレッスンがあり、そしてそれは、我々コモンウェルスの人々がもう不正な人たちと、我々の故国で起こる私利私欲議事に静かなままでいることができない。それにまた、これはつらい日であるが、これが苦しみ、虐げられ、そして意気消沈したコモンウェルスの消費者が勝利した日である」と、クルズ氏は言いました。

最初の評決

 

評決が読まれたとき、取材記者が出席していなかったことで、この速い評決は、現地メディアの油断をつき、検察官さえ驚かせました。

ビラゴメス氏の主導弁護士デヴィッド・J.ルジャン氏は、共同弁護士レイラニ・ルジャン氏と共にグアムに飛んだことが伝えられたとき、裁判所法廷に居ませんでした。

ビラゴメス氏の共同弁護士のテニアン弁護士ジョーイ・サン・ニコラス氏は、評決が発表されたとき、出席していました。ジャクイーナ・サントス夫人とジェームス・サントス氏の弁護士、ラモン・キズズ氏とビクトリノ・トレス氏もまた法廷にいました。

被告人たちの家族、友人、関係者などは、評決が読まれたときに泣いていたと伝えられました。

被告人たちは、CUCの不必要なライドライム購入に関わる商業取引を通じて、何千ドルもせしめるためにCNMI政府を欺くことを企てたとして告訴されました。サントス夫妻は、共にCUCにライドライムを供給した、ISLAS（イスラス）ミクロネシア・セールスとブルー・パシフィックを所有しています。

ビラゴメス氏は、申し立てによると、CUCのライドライム購入につながるサントス夫妻から1万5千ドルの小切手を受け取ったとのことです。

前CUC局長のアンソニー・ゲレロ氏も電信詐欺、共謀、連邦資金を盗んだとして起訴されましたが、有罪の申し立てを行い連邦政府との司法取引に署名しました。証人のカギを握る一人であるゲレロ氏は、最後の証人として証言台に立ちました。

満足感

評決の後、ニュースの要旨説明の中で、エリック・オマリー検事補はこの結果に大変満足したと述べました。

「我々は正義が行われたと思う。共同体は進み出ました。そして、私の最終陳述で、十分な時間が決められた言ったように、十分であったと私は考える」とオマリーしは述べました。

検察官は、確かに、陪審員と同様、アメリカ政府の代わりとなった証人両者は多くの勇気を要したと言いました。

「力強き人々がいて、強い立場で立ち上がることは容易ではない」と彼は述べました。

オマリー氏は早い評決に驚かされたことを認めました。

「けれども、私にとっては、陪審員が尋ねられた時、実際、彼らの判断、彼ら全員が非常に確信があるように思われたというように見え、また、特にCUCの従業員は、私が証言の力と考えるように、［有罪判決に達するために］陪審員に勇気を与えた」とオマリー氏は述べました。

オマリー氏は、この評決が、もし、誰かが何か悪いことをしていると思う人がいれば、それらに耳をかたむける誰かがいるということを知ることで、CNMIの人々が希望を抱いて、申し出ることを恐れるべきではないということを意味すると言いました。

「そして、もし、何かがあれば、我々はそれを調べるであろう」とオマリー氏は約束しました。

彼は、「そこから事件が始まった」として、OPA公的な監査役のオフィスを称賛しました。

「彼らは始めからずっと調査に関して我々の手助けをして、我々に協力し、そして働いてくれています。そして、もし、人々に問題があるならば、我々はそれを聞くでしょう」と彼は述べました。

連邦弁護士レオナルド・ラパダス氏は、昨日は、この数週間ストレスの多い彼らの事務所の頂点であったと述べました。彼は、この有罪評決は、連邦地方検事ばかりでなく、米国にとっても同様に、たいへん重要な事例であると述べました。

「政府の汚職は、常に法務省の優先順位票の高位に載っています。そして、CNMI のような小さい地域で、我々が政府の汚職という最も高いレベルに手を伸ばしたのを見ることは悲しいことです」と同氏は述べました。

ラパダス氏によると、この事件最初に取り組んだ政府機関は、OPAの助けと司法局長室、および、IRS(国税庁)の援助を受けたFBでした。