NMI、グアム、「ロシアと中国からのツーリストは必要」
グアムとCNMIの政府と民間事業体は、米国家安全保障省がロシアと中国をビザ免除適用国から外したにも関わらず、島の観光産業を基盤とする経済にとって、ロシアと中国は低迷する観光産業の存続に極めて重大であると米下院議会委員会(パネル)に伝えました。
CNMIイミグレーションの連邦化が11月28日に施行されると、中国、ロシアからの観光客は米国のビザを取得しなければ入国が認められなくなります。
フィッテイェル知事は、ロシアと中国が現地観光産業にとって重要なマーケットであり、特に、中国の主要都市からのチャーター便が就航しているテニアンは重要であると述べました。
フィッテイェル氏によると、テニアンを訪れる観光客の70%が中国からとのことで、この市場閉鎖による影響は、その開発に1億5千万ドルを投じたテニアン・ダイナスティ・ホテル&カジノと、これから開発が予定されている6千万ドルのテニアン・オーシャンビュー・リゾート&コンドミニアム・プロジェクトの、併せて、約1千件の島の仕事を奪うことになるとしています。
彼は、議会パネルに、グアム-CNMIビザ免除プログラムに、ロシアと中国を含めるよう求めました。
彼の提言のひとつは、ロシア人と中国人観光客に、来島の際に保証金を置くことを義務付けることです。
グアムのフェリックス・カマチョ知事はこれに同意しました。
同知事によると、今年、この市場は4千6億ドルの成長を計画しており、この数は彼らの経済に甚大な影響を与えるものであるとのことです。
小委員会で証言したグアムとCNMIからの民間事業体の代表もまた、ロシア、中国の市場維持の必要性を強調しました。