5月26日、最低賃金50セント引き上げ
連邦賃金の$7.25に届くまで、毎年5月に50セントずつ引き上げていくことが定められた2007年連邦法によって、CNMIの最低賃金は、火曜日までに、時間$4.55になります。
現在の最低賃金は時間$4.05です。
かつて最大であった縫製産業崩壊、観光客減少、事業売上税の下落、国際金融危機、政府税収の減少、現地イミグレーションの連邦化による不明確さなどのため、地域経済が最悪の状態にあるこの時期に、最低賃金引き上げの新しいラウンドはやって来ます
米労働局の時間賃金課のリチャード・ハミルトン上級捜査官は昨日、CNMIのほとんどの雇用主は連邦最低賃金法によって取り扱われると述べました。
「時間$4.55は5月26日に正式に始まる」と同氏。
経費加算
CNMIの大型ホテルのひとつであるハファダイ・ビーチ・ホテルのディレクター、ピート・イギトール氏は昨日、最低賃金の50セント引き上げは、現在の従業員127名のうち約80名に影響を及ぼすことになると述べました。同氏によれば、彼らは連邦法に応諾し、彼らの最低賃金労働者の賃金を上げるとしています。
「現時点での稼働率が約55%たらずで、特にそれは我々にとって追加経費となる」と同氏は述べ、我々はCNMIにもっと観光客を招く必要がある」としました。
北マリアナ・ホテル協会HANMIによると、50セントの賃金引上げは、年間給与経費で約170万ドルの追加経費をホテル業界にもたらせるとのことです。
この賃金引上げは、HANMI加盟ホテルの就業者合計数2,636人の1,802人、68%に影響を及ぼします。
引き上げの9段階
2007年5月25日、前米大統領のジョージ・ブッシュ氏が連邦最低賃金法に署名した当時、CNMIの最低賃金は時間$3.05でした。
法によって義務付けられた、CNMIは7月24日に50セントの最低賃金を引き上げ、それはこの法案が制定された60日後でした。それはまた、CNMIで11年ぶりの最低賃金値上げとなりました。
2007年7月の賃金引上げは、2015年までに毎年50セントずつを引き上げて、CNMIの最低賃金が連邦最低賃金の$7.25 に到達する9段階の始まりでした。
第二回目の引き上げは$3.55から $4.05で、2008年5月26日に実施されました。
同時に、ほとんどの民間事業雇用主の給料制を引き上げたこの連邦賃金法の変更は、住宅手当、交通費、労働時間削減などを含む経費削減施策に重点が置かれることになりました。