NMIの来島者数予測は減少

日本からCNMIへの航空サービスは、MVA観光局が描述する、観光客の更なる減少をもたらせる「死の谷期間」にもうすぐぶつかります。

この「死の谷期間」は、大阪と名古屋からのCNMIへのフライトが無くなる9月1日から12月15日までです。

MVAによれば、これは日本からの年間観光客数が昨年の210,567人から178,036人に減り、400万ドル以上の税収損失に置き換えられるとのことです。500件の職が同じく失われます。

MVA職員は昨日フィッテイェル知事と立法議員に会ってこのシナリオと、旅行代理店への刺激策としての金銭的提供の提案を話し合いました。

CNMIは2011年に名古屋と大阪のフライトを失い、「我々はなす術がない」とMVAのペリー局長は述べています。

CNMIへの航空業務の不安定性は、減少している観光客数が理由の１つです、と彼は付け加えました。

2004年から2010年まで、日本からの来島者数は206,809に下ると見込まれると同氏は指摘しました。

この減少のCNMI経済への直接的影響は1億6800万ドルとMVAは言っています。

テノリオ局長は財政難のCNMI 政府に、620万ドルのコストがかかる大阪と名古屋のための航空業務安定化誘因運動に資金を供給するよう政権と議会に依頼していると言いました。

「我々はあなたの援助を、このらせん状の下降傾向を止めるために必要とします。もし我々がそうしなければ、我々は将来異なったCNMIを見ることになるであろう」と、テノリオ氏は立法議員に伝えました。

同局長によれば、キャンペーンは参加している旅行代理店に現金で誘因を与えることによって、大阪と名古屋から安定した１年中の毎日の航空サービスを安全に保つよう意図されます。これらは近畿日本ツーリスト、日本旅行、Ｒ＆Ｃツアー、パシフィック・ミクロネシアツアー、トップ・ツアー、HIS、阪急エクスプレス、JTBワールド・バケーションなどです。

フィッテイェル知事はこの問題解決に向けて話し合うことができて光栄であると述べました。

知事は今、MVAのキャンペーンのための可能な資金源を検討しています。

「立法議員の支援を望む」と知事は述べました。

フロイラン・テノリオ下院議長は、彼の見解として、MVAに、なぜ何年も前にこの問題について「何かをしなかった」のかを尋ねました。

同氏はまた、MVAにその提案が上手くいくであろうことを同氏に確信させることを望んでいます。

昨日の国会のミーティングに出席した旅行社（エージェント）と実業家は、たとえその刺激策（誘因）がすぐに出来たとしても、それらが「死の谷期間」の影響を減らすために大きな動きにはならないと述べました。

ターシ・ツアーズのフランク・ムラカミ氏は、この期間が1ヶ月以内で来るため、たとえこの刺激策が提供されても「良い反応」を得ることは期待できないと述べました。

トリプルJのボブ・ジョーンズ氏は、9月の来島率を改善するには遅すぎると述べました。

しかしながら、MVAの提案は死の谷期間の厳しい影響を避ける助けになります。

「しかしながら、もし我々が今前に進まないなら、我々は死の谷のための予算を持たないでしょう。車輪がどのように回転するかを知ること、それは刺激策が実行され、9月までに結果を見ることができるとは疑わしい」とジョーンズ氏は言いました。

MVA理事長のジェリー・タン氏は、それらは死の谷期間の「痛みを和らげる」ことを望んでいると述べました。