＜グアムニュース＞元大韓航空のマネージャーに横領疑惑

A.B. ウォンパットグアム国際空港のエグゼクティブ・マネージャーは、大韓航空のグアムを拠点とする元マネージャーが、日曜日にグアムの公的説明責任局が発表した監査における横領疑惑の対象であることを認めています。

トム・アダ氏は個人名を明かすことを拒否しましたが、「この人物が米国本土に逃げた」というのが彼の理解であると話しました。

しかしながら、同氏は、結果として生じるかもしれないいかなる刑事告訴も大韓航空によって追求されなければならないであろうと言いました。

「それは彼らが解決しなければならない会社の内部的な問題です」

監査報告によると、2016年から2018年までの3年間で「旅客施設使用料」に446,000ドルの不足がありました。

旅客施設使用料は、連邦航空局によって義務付けられています。すべての乗客は、航空券を購入するときにそれを支払います。

Ada氏は、不足額は、旅客到着料金をGIAAに旅客施設使用料として支払う金額と比較することによって計算されたと説明しました。

「彼らはそれをよく知っています。彼らは我々に訪問を促しました」

ソウルの航空会社の本部からグアムに飛んできた大韓航空の高官たちに、この件について話し合うために会ったとAda氏は述べました。

GIAAの関心は行政にあると彼は言っています。

「その金額が未払いであるという懸念がある限りは、私たちはそれを明確にしました」

大韓航空は、彼らがその額を負っていると認めていますが、彼らはまだその一部分も払っていないか、またはいつ彼らがするべきであるかについて、なにも示すことはしなかったとAda氏は言いました。

「その訪問の終わりに、私たちは礼を述べましたが、それでもあなたがたには446,000ドルの負債があります」

遅れが長引くならば、「我々は支払いを要求する際に非常に率直になるであろう」とAda氏は言いました。

疑惑

グアムの公的説明責任局は、外部監査人に旅客施設の料金徴収の見直しを依頼するようにOPAを導いた、約50万ドルの横領が疑われているとの報告を受けたホットラインからの情報提供があったことを伝えました。監査は446,000ドルが計上されていないことを突き止めました。

Ada氏によると、不足分はまず監査役ではなく、空港の長官であるJohn Rios氏によって捉えられたという。韓国からの到着数が増えている時期に、大韓航空が支払っていた「旅客施設使用料」の金額が、減少していることに気付いたとき、彼は「疑いを持った」としています。

監査報告書によると、元大韓航空の管理者は個人小切手で旅客施設の使用料を支払いました。Ada氏によると、小切手が入金されるとそれらがクリアされたため、その慣行について誰も疑問視しなかったとのことです。このポリシーは現在変更されており、料金の支払いには企業小切手のみが受け入れられていると同氏は述べました。

親会社であるKorean Air Lines Co. Ltd.も横領費用に関する混乱に直面しています。昨年10月、ロイター通信は、大韓航空のCho Yang-ho会長が横領と信頼の侵害を含む容疑で起訴されたことを報告し、同国最大の航空会社グループに一連の打撃を加えました。

ソウル検察当局は10月に、２００３年から２０１８年にかけて、大韓航空の機材ブローカーと機内免税品の購入契約を結ぶことでチョ容疑者が得た１９６億ウォン（１７００万ドル）のコミッションが、同航空会社への同額の損失を生じさせたと主張しました。

ロイター報道によると、同じくソウル南部地区検察庁は、4月にビジネス会議の出席者2人に飲み物を投げた会長の最年少の娘であるエミリー・チョ氏が、出席者が告発を望まなかったため、彼女に関連するすべての罪がクリアされたと言ったとしています。

ロイター通信によると、チョ会長の長女であるヘザー・チョー氏は2014年にニューヨークの空港で、ファーストクラスでのナッツの出し方を理由に、大韓航空の飛行機をゲートに戻るよう要求したために収監されたとしています。