照準となる経済的影響

ラルフDLGトレス知事によるCNMIの重大な緊急事態の宣言に続いて、下院は木曜日に緊急会議を開催し、予算削減の可能性と経済への影響について話し合いました。

「これは議論であり、すべてのメンバーが状況を確実に認識できるようにする有益な会議です」と、ブラス・ジョナサン・アッタオ下院議長（共和党-サイパン）はインタビューで語りました。「主なことは、知事を通じて、特定の目的地からのフライトの停止を試みるように米国に要請したことです」

経済面では、議員が経済活動を生み出したり、島々の収入を生み出す法案に取り組む準備を整えることを確認することも意図されていた、とAttao氏は付け加えました。

トレス知事は以前、財務局と管理予算局がすでに中国からの観光客の減少に基づいて査定評価を行っているので、行政は2021年度の予算の計画並びに、2020年度予算への潜在的な影響と予測を議会で決定すると表明しました。

委員会全体

下院議長は、ジョエル・カマチョ議員（共和党-サイパン）から2020年度予算の修正について尋ねられて、現在の予算の再検討と数字の変更、あるいは、委員会予算全体の削減実施の2つの選択肢があると述べました。

「全体的に行う方が簡単です」とAttao議長は付け加えました。「それは予算項目のすべてに影響を及ぼす事になります。それはすべての人に等しいひとつのやり方です」

「知事は、計画・予算法の緊急権限で全面的に削減することができます。それが最速の方法であり、全体への影響が少ない」とアッタオ議長は付け加えました。

「私たちがしたいことは、パニックを防ぎ、現在の経済状況が影響を受ける可能性があるという理解を構築することです。しかし、我々の健康は優先事項です」と彼は付け加えました。

過去を振り返る

予算削減の可能性に直面して、議員は、SARSの流行やアジア経済危機など、過去にCNMIを襲ったいくつかの危機を振り返り、それらから学ぶことについて話しました。

アッタオ氏は、会計監査人にSARSの流行、アジアの経済危機、衣料産業の脱却を振り返るよう要請したと述べました。

「過去にこれを経験してきたので、過去から得た情報を活用して、先に進むことができるようにする必要があります」と同氏は話します。

「98年から99年にかけて日本市場に打撃を与えたアジアの経済危機を調べるときに、我々は過去のデータを見るはずであるために、これを取り上げました」と下院議長は付け加えました。

「日本市場でゆっくりと回復していたとき、2002年にSARSの流行が復活しました。我々はこの種の問題に直面しましたが、将来予測できるように、当時得た情報を活用する必要があります」と同氏は付け加えました。

アッタオ議長は、歴史が私たちに教えてくれるものがあれば、過去を繰り返してはいけないと強調しました。本当に上手く機能する、または上手く機能しないものがある場合、CNMIは上手く機能したものを使用し、上手く機能しなかったものを改善する必要があると更に同氏は付け加えています。

「私たちは皆、それが大きな財政的影響、CNMIに対する大きな経済的打撃になることを理解していますが、私たち島民の健康は私たちの最優先事項です。私たちは人々に奉仕するためにここにいます。彼らの生活を改善するための解決策を見つけるためにここにいます」とアッタオ議長は話しました。