<サイパン>下院委員会、公安局の資金要求に対応できず
下院議会は、ロバート・A・ゲレロ公安局署長が同委員会に出頭していないため、DPS
公安局の予算増額要求を取り上げることができない可能性があります。
先月行われた予算公聴会で、DPS事務局長のケイ・イノス氏は、2022年度の920万ドルの予算要求を提示しました。
これは、ラルフDLGトレス知事が2021年7月1日に提出した修正予算案でDPSに提案した779万ドルを100万ドル以上上回っています。
共和党の知事が提案した金額のうち、493万ドルは地元の収入から充当され、285万ドルはCNMIに提供される米国救済計画法の資金から充当されます。
イノス氏は下院委員会で、DPSには250人の職員がおり、そのほとんどが警察官であると述べました。
下院委員会のドナルド・マングローニャ議長は、彼と他のメンバーはDPS署長にしか答えられない質問があると述べました。
水曜日のインタビューで、マングローニャ議員は、DPSのゲレロ氏が委員会に出頭しないため、委員会は先月イノス氏と他のDPS関係者が提示した内容に基づいてDPSの予算を作成する可能性があると伝えました。
民主党に所属する無所属のマングローニャ議員は、「DPSには、資金が不足している可能性のある活動や、委員会が疑問に思っている活動があり、特にDPSが毎年度負担している残業代については、その可能性が高い」と述べました。
さらに同氏は、「DPSには追加の要求があると考えています。そのため、質問に対する回答が得られなくても、それらの要求を検討するかどうかはメンバー次第です」と述べました。
ゲレロ氏は、公務でテニアンに行かなければならなかったため、先月の予算公聴会に出席できなかったとしています。
また、再設定された予算公聴会にも、医療休暇中という理由で出席できなかったと伝えています。
これを受けて、民主党のセリーナ・R・ババウタ議員は、ゲレロ署長の給与を1ドルにすることを提案しました。
マングローニャ議員は、ゲレロ氏を召喚する必要性があるかもしれないと述べています。