＜グアム＞カストロ氏の殺人容疑でダミアン被告は無罪を主張
トロイ・ライアン・ダミアン被告は、2020年10月に発生したマイケル・カストロ氏の死に関する殺人罪について無罪を主張しました。
グアム高等裁判所のジョナサン・R・クアン判事に出頭したダミアン被告は、先週起訴された後、殺人および加重殺人の容疑について無罪を主張しました。
ダミアン被告の弁護士は、12人の陪審員を要求し、迅速な裁判を受ける権利を放棄することを求め、クアン判事はその両方を認めました。
ダミアン被告は、マリア・T・センゾン判事のもとに出頭し、次回の裁判期日が決定されます。
ダミアン被告は、ある秘密の目撃者から、ダミアン被告がカストロを殺すことを自慢している録音を渡されたことから、カストロの死に関するグアム警察の捜査に加わることになりました。裁判官の訴状によると、警察官はダミアン被告の声を過去の取引で認識していたとのことです。
ダミアン被告とニコラス・ムーア被告は、カストロ氏が最後に目撃された夜、クロスアイランド・ロードでカストロ氏とカーチェイスをしていたとされています。訴状によると、ダミアン被告はムーア被告が運転する間、助手席からカストロ氏に向かって銃を撃ち、「まっすぐに走行して、安定させろ」と言ったとされています。
ダミアン被告は、カストロ氏がすぐに死ななかったので、カストロ氏を殴り始めたと言っています。訴状によると、彼は録音の中で、カストロ氏が殺された後、ドラム缶に入れられたとも言っています。
サンタ・リタにあるユニテック・エンバイロメンタル・グループ（ムーア被告の父親が経営する会社）の敷地内の倉庫でカストロ氏の車が発見されたことから捜査が始まりました。裁判資料によると、車両には弾痕があり、45口径の銃弾2発と血液が付着していました。
ムーア被告の自宅を捜索した結果、GPDの捜査官はルガー社の45口径のピストルを押収しましたが、その弾丸はカストロ氏の車にあったものと一致しました。また、ピストルからは血痕が検出され、ムーア被告とカストロ氏を含む3人のDNAが検出されたと訴状に記載されています。
ムーア被告は事件後、ユニテック社の監視カメラの映像を消去したとみられると訴状には書かれています。
マイケル・ホセ・カストロ氏（27）は母親から行方不明になったと報告されており、警察は一般市民に捜索の協力を求めています。
ムーア被告はカストロ氏の仲間として知られていましたが、疑惑の事件の前に最近仲違いしていたと訴状には書かれています。
