＜サイパン＞強盗容疑で男2人を逮捕
警察は、女性からデザイナーズ・バッグを奪った男と、逃走用の車を運転していた容疑者を逮捕しました。
先週行われた法廷審問で、高等裁判所のジョセフ・カマチョ判事は、2人の被告にそれぞれ10万ドルの保釈金を課しました。ジョージ・タイタノ・リエト・ジュニア被告とレイモンド・パラシオス被告の2人は、強盗と共謀の罪で起訴されています。
DPS公安局によると、2021年9月29日（水）午前1時28分頃、サンアントニオ市内の集合住宅の前に駐車する前に不審な車が走り回っているという911番通報を受けました。
現場では、Laiguan Ave.で茶色のコーチのバッグを奪われたばかりだと話す女性と会いました。
彼女によると、財布をつかんだ男は、黒っぽい服を着た背の高い人物で、白いマスクで顔を覆っていたとされ、男は現場から逃走しました。
別の目撃者は、AFM 561のナンバープレートを付けたダークカラーのマツダ3セダンが、強盗の特徴に一致する人物を乗せたと警察に話しました。
その車と強盗犯の特徴がDPSのディスパッチに伝えられ、ディスパッチはその情報をすべての警察ユニットに中継しました。
その数分後、警察は、パラシウス被告が運転し、リエト被告が同乗している車を大通りで発見しました。
警察は一時停止無視で同車を停車させ、2人に車から降りるように指示しました。その際、車内に茶色のコーチのバッグがあるのを警官が確認しました。
その財布が被害者のものであることが確認されたため、2人は逮捕され、矯正局に移送され、収容されました。
逮捕に妥当な理由
水曜日に行われた法廷審問で、ジョージ・タイタノ・リエト・ジュニア被告は、予備審問を受ける権利を放棄しました。ヴィンセント・セマン弁護士がリエト被告の弁護人に任命されました。
共同被告人のレイモンド・パラシオス被告は、国選弁護人のロバートT.トレス氏が弁護を担当し、依頼人に対する告訴の棄却を裁判所に求めました。
トレス弁護士によると、依頼人が強盗に関与したという実際の証拠はなく、彼が車を運転していたというだけだとしています。
「彼を逮捕した警察は、彼が事件に関与しているかどうかさえ尋ねなかった」とトレス弁護士は付け加えました。
当事者の意見を聞いた後、高等裁判所のウェスリー・ボグダン副判事は、パラシオス被告を共謀罪と強盗罪で起訴する正当な理由を認めました。
同判事は、弁護人が指摘した点については、公判か動議のいずれかが説明の適切な場であると指摘しました。
政府側からは、スティーブン・ケッセル検事総長補佐が出廷しました。
パラシオス被告とリエト被告は、2021年10月18日午前9時に、罪状認否のために裁判所に戻ることを命じられました。
