＜サイパン＞MVA「もともと不足していた資金を剥奪される」
マリアナ諸島観光局は、同局の2022年度予算からCNMI退職者のボーナス資金に再計上する下院法案22-91に重大な懸念を表明しています。
先週火曜日に行われたMVA理事会で、MVAのヴィオラ・アレプヨ委員長は、先週下院を通過したこの法案は、もともとすでに不足していたMVA予算の資金を実質的に剥奪するものであると述べました。
アレプヨ氏は、MVAが今週か来週中に上院に懸念を表明する書簡を提出するよう働きかけていると理事会に報告しました。
「最初、彼らはMVAに来るホテルの占有税を止めました。そして今、元々不足していた予算が削られようとしています。これは重大な懸念です。今、懸念を表明するための文書を作成中です」と彼女は言っています。
MVA理事長は、この法案がMVAの2022年度予算から80万ドルを再プログラムし、退職者のボーナスに充てるものであることを指摘しました。
アレプヨ氏は理事会に対し、ラルフ・トレス知事が当初、知事の運営予算と財務局を通じてCNMIの退職者に500ドルのボーナスを支給しようとしたと説明しました。
「（和解基金）管財人は、知事が和解基金に送金することはできず、下院と上院の両方で承認される共同決議が必要であると助言し、検事総長官もこれに同意した」と説明しました。
知事がCNMI退職者に資金を送金することはできないと助言されたため、上院は決議案を作成しましたが、下院を通過することができませんでした。そこで下院は、退職者ボーナスに必要な130万ドルを調達するため、MVAを含む異なる機関からの資金を再プログラムする独自の法案を起草しました。
この法案は先週下院を通過し、現在上院に提出されています。
「上院が決議し、上院がそれを承認して下院に送りましたが、下院はその決議案に懸念を持ち、独自のバージョンを作成しました。下院がやったことは、先週の水曜日に、さまざまな政府機関から資金を取り上げる法案を提出したことで、そのうちのひとつがMVAです。500ドルのボーナスのために、私たちの事務所の予算から80万ドルを取り上げるというのです。その法案は下院を通過し、現在は上院に向かっています」と彼女は説明しました。
