<サイパン>「ザ・シャック」に空き巣に入った2人を逮捕
警察は、2月13日早朝にオレアイの“ザ・シャック”内に侵入し、iPhoneを持ち去ったとして、マヌエル・A・アダ容疑者(26)とチャーリー・ジョエネル・エンリケス容疑者(18)を逮捕しました。
両容疑者はそれぞれ強盗、窃盗、共謀の罪で起訴されました。
AdaとEnriquezの両被告は、月曜日に保釈聴聞会のために上級裁判所副裁判官Joseph N. Camacho判事の法廷に出廷しました。
判事は被告人それぞれに5,000ドルの現金保釈金を課し、審理の後、彼らを矯正局の拘置所に再拘留しました。
ジョー・マクドゥレット弁護士は裁判所からアダ被告の弁護人に任命され、エンリケス被告はカリー・コムストック公選弁護人補が弁護を担当しました。政府側からは、Steven Kessel検事補が出廷しました。
被告人は予備審理のため2月23日午前10時、罪状認否のため3月7日午前9時に裁判所に戻るよう命じられました。
訴状によると、警察は2月13日午前4時38分頃、オレアイのザ・シャックで強盗窃盗事件が発生したと通報を受けました。
ザ・シャックのスーパーバイザーは、店内の監視カメラから誰かが店内にいるとの連絡を受けたと警察に話しています。
スーパーバイザーは、前回の侵入以来、店内に現金を置いていなかったが、iPhoneが無くなっていたと警察に話したとのことです。
現場にいた警察は、レストランの窓の1つが粉々になり、パティオや地面にガラスが落ちているのを目撃しました。また、床と、大きなガラス片がついたままの窓枠に血痕があるのを警官が確認しました。
さらに、店内の地面やテーブルの上に中くらいの大きさの石が2つ落ちているのも確認されました。
パトロール中の他の警察官は、最後にこの地域で目撃された車両を停車させました。
パトロール中の警察官が運転手に、数分前にザ・シャックが押し入られ、この運転手の車だけが現場付近から立ち去るのを目撃したと告げました。
その車の同乗者はアダ被告とエンリケス被告でした。
警察官は彼らに「怪我はないか」と尋ねました。
すると運転手はAda被告とEnriquez被告に車から降りて真実を話すように言いました。
2人が車から降りたとき、警官はエンリケス被告の手から血が流れており、それを隠そうとしているのを見ました。
運転手は警察に対し、2人が何をしたのか全く知らなかったと話しました。彼は、Ada被告とEnriquez被告に呼び止められ、彼らがチャラン・カノアまで乗せていってくれと頼んだと話しました。
警官がAda被告とEnriquez被告に尋問している間、The Shackのスーパーバイザーが行方不明になっているiPhoneに電話をかけました。すると、警官の一人が電話の着信音を聞きました。その音はAda被告のポケットから聞こえてきました。
エンリケス被告は警察への自主的な供述で、窓に石を投げてザ・シャックに侵入したことを認めました。「しかし、窓は砕けなかったので、(エンリケス被告は)両手でガラスを引っ張り始め、切り傷を負った」と言います。それからレストランに入り、コンピュータの隣にある引き出しを探し始めたと言いました。 現金は見つからなかったが、5枚の封筒とiPhoneが見つかったので、Enriquez被告はその後、The Shackの向かいにある店の外で見張り役だったAda被告に会いました。
Ada被告は封筒を開け、Enriquez被告に「レシートと商品券しか入っていない」と告げました。
その後、2人はSan Jose Mobilのガソリンスタンドに向かって歩き、Ada被告の叔父に会いました。そこでAda被告の叔父にChalan Kanoaまで乗せていってもらうことにしたとの事です。その後、二人は警察に止められました。