＜グアム＞エヴァン・モンベル-コーエン被告の家族、詐欺行為に辟易、最高刑を望む
グアムのラジオ局およびマーケティング会社の元幹部エヴァン・モンベル-コーエン被告は、連邦刑務所での服役を免れ、代わりに1年間の自宅監禁と監視付き釈放を希望しています。
モントベル-コーエン被告は深刻な健康問題を抱えていることで、詐欺を助長する身分証明手段の使用1件と銀行詐欺1件に対する有罪答弁のため、寛大な判決を求めています。
しかし、彼の家族は、裁判所が彼に最高刑を宣告することを望んでいます。
」私は、それ（判決）がそのままであることを願っています。というのは、法律の範囲内で判決が下され、彼が詐欺的な行動を止めなければならないことが明確になることを意味しています」と被告の母親であるエリザベス・カラウさんは言いました。「残念なことに、彼の不正と改ざんは、彼の両家の家族のメンバーに知られています」
また、同被告の成人した息子であるIsaiah Torre Montvel-Cohen氏は、父親に最高刑を与えるよう求める手紙を裁判所に提出しました。
「エヴァン・モンベル-コーエンは、私がこれまで会った中で最悪の、最も不誠実で無責任で無神経な人間です。彼は私に積極的に嘘をつき、私から盗み、私が学業を終えて就職する可能性に深刻な影響を及ぼしました。彼は私と私の家族を計り知れないほど傷つけ、周囲の人々にとって危険な存在です。彼を罰せられずに野放しにするのは重大な過ちです」と被告の息子は書いています。
さらに、エヴァン・モンベル-コーエン被告と28年以上にわたって結婚していたシャーラ・トーレさんも、連邦裁判所への別の書簡で同じメッセージを繰り返しました。
「エヴァンが有罪を認めて裁判所の寛大な処置を勝ち取ろうと画策したのは、今回が初めてではありません。2009年、彼はハワイ巡回裁判所で窃盗の罪を認め、減刑を勝ち取りました。その時の刑は、5年間の保護観察処分と賠償金でした。彼は本当に司法制度を出し抜くことができると考えているのです」
彼女は、自分と息子はエヴァンの詐欺の犠牲者だと書き、「エヴァンは悪性のナルシスト／サイコパスだと思うようになった」と付け加えました。
「彼は貪欲と憎悪のために規則を曲げます。私は彼と何十年も一緒に生活し、仕事をしてきましたが、彼は並外れた巧みさと説得力、狡猾さを持っており、もし自由にされたら、他の被害者に対してこれらを使い続けることでしょう。これらの理由から、彼はこれまでも、そしてこれからも社会にとって真の危険人物であると信じています・・・どうか彼が被害を繰り返すことを許さないでほしい」
エヴァン・モンベル-コーエン被告は銀行詐欺で最高30年の禁固刑、詐欺を助長する身分証明書の罪で15年の禁固刑に処されると、司法取引は述べています。
裁判資料によると、彼は2019年夏、ある男性に自身の広告会社「C2ソーシャル」での仕事を依頼しました。グアムへの移住費用を支援するため、男性に小切手を送りましたが、男性がグアムへ向かう途中で小切手が不渡りになったとのことです。また、男性の個人情報を使ってタムニンの家を借り、家賃を未払いのまま放置したことでも告訴されました。
彼は、この事件の被害者に6万ドル近い賠償金を支払うことに同意しています。
3月24日に予定されていた判決は、グアム地裁のフランセス・タイディンコ-ゲートウッド主席判事のもとで5月に延期されました。
