<サイパン>Eli Cabrera氏がサイパン市長選の出馬を取りやめる
健康上の理由から、環境・海岸品質局のエリセオ・ディアス・カブレラ局長は、サイパン市長選への出馬を取りやめることになりました。
カブレラ氏は昨年5月、2022年のサイパン市長選に出馬する意向を表明していました。10月に車両事故で軽傷を負いましたが、その数日後に胸の痛みで医師の診察を受けることになりました。
一連の検査の結果、医師から「心臓に問題がある」と診断され、治療を受けるよう勧められたとのことです。
カブレラ氏は、自分の政治計画を考え直すことにしたと言っています。今回は出馬しないが、将来の選挙では候補者になる可能性があると同氏は付け加えました。
元下院議長のカブレラ氏は、フロイラン・C・テノリオ知事時代に公園・レクリエーション局長を務め、予算担当官も務めました。
父親のフアン・LG・カブレラ氏はマリアナ地区議会の議員、祖父のプルデンシオ・カブレラ氏はサン・ビセンテのサイパン委員でした。
エリセオ・カブレラ氏は、カブレラ一族のプルデンシオ家に属し、ティアン家とポツ家も含んでいる。
母方のエリセオ・カブレラ氏は、サイパンの第4代市長ビセンテ”キリリ”ディアス・サブラン氏の甥にあたります。母親は、サイパンの第6代市長フランシスコ・マニブサン・ディアス氏のいとこでもあります。ディアス氏側では、ベニグノ・R・フィティアル前知事の母親がサイパンのディアス一族に属しており、ディアス氏の親戚にあたります。
エリセオ・D・カブレラ氏が市長選から脱落したため、残る候補は、共和党のジョセフ・リーパン・T・ゲレロ議員、民主党のリチャード・T・リザマ議員、前サイパン・ノーザンアイランド市議会議長のラモン・ブラス・カマチョ氏(無所属)となっています。
2014年と2018年に当選した現市長のデビッド・M・アパタン氏は、憲法上3期目を目指すことが禁じられています。