＜グアム＞ガソリンが15セントの値下げで安心
ここ数ヶ月、1ガロン6ドルを目前にした値上げが続いていたグアム人にとって、15セントのガソリン価格の下落は朗報です。
土曜日、シェルのガソリンスタンドでは、1ガロンのレギュラーグレードの燃料が5.79ドル、プレミアムが6.19ドル、ディーゼルが6.46ドルという価格が表示されました。この値下げは、グアムのガソリン価格が、レギュラーグレードで1ガロン$5.94に20セント上昇してから、わずか1週間でのことです。MobilとCircle K/76のガソリンスタンドでは、同じ価格が反映される見込みです。歴史的に、グアムの3つのガソリン小売店は価格を一致させてきました。
エコノミストは、パンデミックとウクライナ侵攻により、ガソリン価格が主に上方変動していることを指摘しています。3月のガソリン価格は、3月15日にレギュラーグレードの燃料1ガロンが5.79ドルだったのが、5.99ドルまで上昇し、グアムでは過去になかった高値となりました。これは、年初から順調に上昇してきた後の最初の下落でした。
最近では、AAA Gas Pricesによると、レギュラーガソリン1ガロンの全米平均は2セント減の4.22ドルでした。ガソリン需要が減少し、総在庫が増加したことが価格下落に寄与していると、AAAは報告しています。今後もガソリン在庫の増加に伴い需要の減少が続けば、全米平均の値下がりが続くとみられます。
「しかし、米国が戦略石油備蓄から日量100万バレルの原油を放出するというニュースを受け、原油価格は今日、反転する可能性が高いとされます。ポンプ価格の影響は、市場で購入される原油の正確な量と毎日の放出の期間によって決まりますが、一部の報道では、放出は最大で180日間続く可能性があると指摘されています。AAAは、「もし、そのような長期間にわたって放出が行われた場合、市場には原油価格の下落圧力がかかるだろう」と報じています。
