＜サイパン＞CUC、燃料価格上昇時の燃料費値上げの理由を再度説明
水曜日の午後、下院公益・運輸・通信委員会のメンバーは、有権者からの「懸念」を理由に、ニューヨーク出身の新副社長クリスチェン・パージ（Chretien Voerg）氏、PEを中心とするCommonwealth Utilities Corpの関係者と面会しました。
委員長のリチャード・リザマ議員は、CUCの電気料金の主要な構成要素である燃料調整料（FAC）について、「消費者を助けるための解決策を見つけたい」と述べました。
CUCの発電所担当のリチャード・カノ氏、管理部長のベティ・テラヘ氏、財務部長のグレッグ・クルス氏、助成金コーディネーターのカール・カストロ氏が、パージ氏と共に議員の質問に答えました。
CUC局長のゲリー・カマチョ氏は島を離れていました。
カマチョ局長が以前の同委員会との会合で行ったように、パージ氏も燃料価格が上がるとFACも上昇することを説明しました。
CUCによると、燃料調整料の計算において、プラッツ・シンガポールの月次価格の平均が、燃料の1ガロンあたりの平均コストの4.5％の差と等しいか、それを超える場合に調整が行われるとのことです。
エネルギー・インサイトによると、「プラッツシンガポールの平均は、東南アジアの多くの精製品の価格基準である。これは、価格評価機関であるプラッツが、シンガポールのトレーディングハブで報告する製品の平均価格を指す。ほとんどの精製品について、MOPSはアジア市場のベンチマーク価格となっている」としています。
「また、これは完全なコスト回収ではないということを、お客様や皆さんに理解していただくことも重要だと思います」とパージ氏は議員に伝えました。「CUCは実際に損をしているのです。燃料代として請求される金額は、FACから徴収する金額を超えています。FACの他に、CUCが負担しなければならない追加料金があるのです」と同氏は述べました。
リザマ議員は、CUCの発電所の古いエンジンは「変えるべき」だと言いました。
パージ氏も、「同意見だがCUCの今の問題は資金調達で、未払い金があり、その額は数千万ドルにもなる」ことを指摘しました。その資金は、発電所の設備更新に充てられ、より効率的になります……。そうすれば、消費するエネルギーの量を減らすことができます……」。
CNMI政府は、CUCの最大の滞納者です。
CUCは2014年以降、基本料金を引き上げておらず、FACはCUCが顧客のために発電所を稼働させるために燃料供給会社に支払わなければならない料金であることを、パージ氏は何度も繰り返し説明しなければなりませんでした。
また、エドマンド・S・ビラゴメス下院議長、ティナ・サブラン議員、レイラF.スタッフラー議員、ラルフ・ユムル議員、コリーナ・マゴフナ議員、ジョエル・カマチョ議員、ビセンテ・カマチョ議員の各氏も出席しました。
FACを施行しないでください
水曜日、テレシタ・サントス上院議員はインタビューの中で、最近の燃料価格の引き下げにより、CUCは19.49%のFACの実施を延期、または保留すべきであると述べました。サントス議員は、CUCに対し「燃料費が上がるたびに公共料金の値上げをしないよう、創造的な代替策を見出すこと」を求めるロタ立法議会決議案を提出し、「今日の燃料費の減少の結果、FACを実施すべきではない」と述べました。
2022年6月30日、CUCは、「ラルフDLGトレス知事の努力と、財務局との連携により、知事室からCUCに付与された資金を再配分し、現在のFAC危機を短期的に緩和することが許可されました」と発表しています。
「すべての稼働中の家庭用電気アカウントは、7月度に対して150ドルが入金されます」とCUCは言います。「一方、知事と財務局長は、今後数ヶ月間、家庭用コミュニティにいくらかの救済を与えるために、追加の公益事業刺激資金を検討し続けています」
