<グアム>ペイレス、ボディカメラとスタンガンによりセキュリティを強化
従業員が暴力的に脅かされる事件が増加していることを受け、ペイレス(Pay-Less)の親会社であるPMC Investments Inc.は、セキュリティ担当者にテーザー銃とボディカメラを供給しています。
ペイレス・マーケット(Pay-Less Markets)の損失防止マネージャーであるジェフリー・デュナス(Jeffrey Duenas)氏によると、ここ数年、暴力事件が増加していることから、従業員と顧客の安全を守るため、ボディカメラ20台と電気テーザー銃の購入を決定したとのことです。機材の半分は警備を担当するロス・プリベンション・オフィサー用に、残りはPay-Less Marketsの姉妹会社PMI Security Solutionsの警備員用に使用される予定です。
スタンガン、ボディカメラ、トレーニングの総費用は約50万ドルで、5年契約であるとDuenas氏は述べています。
「私たちの店に来て、従業員にナイフを突きつけるなど、凶器を持って問題を起こす人たちがいます」
同氏が挙げた例は、6月に岡の店舗でビールを買おうとしていた客が、従業員をナイフで脅した事件です。
同氏はまた、バットやパチンコ、エアソフトガンなど、他の武器でも従業員が脅されたことがあるとのことです。
ペイレス・マーケッツのセキュリティは、米国のプロバイダーであるユニビューに接続する顔認証システムを含むビデオ監視システムの更新にも踏み切りました。
この決定は、同社が連邦政府の規制に準拠するため、監視カメラシステムを中国ベースのプロバイダーから米国ベースのプロバイダーに変更する必要があった別のセキュリティ更新に続いて行われました。
デュエナス氏によると、ユニビューのシステムは以前のプロバイダーよりも若干価格が高いものの、映像の品質が良く、人物の特定に効果的であったとのことです。
顔認識ソフトが目の周辺をターゲットにするため、マスクをしている人も識別できるのです。
「すでにデータベースに登録されている人物が来店すると、警告が発せられ、その人の使用禁止期間がどれくらいか、使用期限が切れていないかを教えてくれます」とDuenas氏は述べています。
また、万引きが続くと、永久に出入り禁止になることもあるとしています。