<グアム>ベラ・ウィングス・アビエーションがフライトラボを開設
パンデミック時に立ち上げたドローン会社Bella Wings Aviationは、既存事業の拡張として、ドローン運用だけでなく、新たにドローン操縦士の育成と認定を加えた「Bella Wings Flight Lab」を開設しました。フライト・ラボは、ドローンの技術開発と製造にも注力する予定です。
ベラ・ウィングス・アビエーションの代表取締役であるチャーリー・エルモサ氏は、「私たちは教育の観点から、新しいPart 107パイロットの導入と訓練を行いました」と述べています。パート107ライセンスは、連邦航空局が発行する資格で、ドローンパイロットが商業および政府用途で幅広い空撮ミッションを操作することを許可するものです。「私たちは、一人称視点、つまりFPVの熟練度を高め、一般的なドローン操作のスキルを磨くことができるよう、シミュレーターステーションを開発しました」
「ドローン産業は、わずか数年のタイムスパンで0から100の規模で発展してきました」とHermosa氏は言います。「ドローンライトショーのような知名度の高いプロジェクトで知られていますが、ビジネスモデルの大きな側面は、建設やエンジニアリングの側面です」
エルモサ氏は、近未来の通信について驚くべきビジョンを持っています。
「電話は今後3年から5年のうちに時代遅れになると思います」とエルモサ氏は予測します。「だから、拡張現実やバーチャルリアリティの分野に飛び込みたいのです」
エルモサ氏によれば、消費者通信はテクノロジーの最先端を行くことになるといいます。「極端な話、5年後には通信相手をホログラムとして手のひらに乗せることができるかもしれません」
「拡張現実の世界では、メガネやゴーグルが次の常識になるでしょう」とエルモサ氏は言います。
また、Bella Wings Aviation社でバーチャル検査建設エンジニアリングのディレクターを務めるStephen Librando氏は、「技術はゴーグルに進化しています」と付け加えました。「ゴーグルを装着すると、実際のビジュアルとデジタルオーバーレイを組み合わせて、拡張現実を見ることができます」
「私たちは、知識と才能が集まる環境を作ろうとしています」とHermosa氏は言いました。エルモサ氏によれば、拡張現実の実用化により、公共事業、インフラ、航空、ハザードマップ業界の検査工程に革命をもたらすとのことです。
BWA社のドローンのプロトタイプは、すでに注文を促しています。
「ここグアムで製造された17セットの注文があります。学生たちがドローンを飛ばすだけでなく、それを組み立てるのに必要な力学をゼロから学べるように、そのほとんどは教育システムに提供される予定です」とエルモサ氏は述べています。「ハードウェアの開発が第一段階、そして次の段階は関連ソフトウェアの開発です」
「グアムがここでドローンを生産して作らない理由はありません、グアムで技術をやれない理由はありません」と同氏は言います。「ドローンは、私たちのビジネスのあり方を大きく変えることができるのです」