＜サイパン＞IPIとCCCの仲裁手続き開始

コモンウェルス・カジノ・コミッション（Commonwealth Casino Commission）とインペリアル・パシフィック・インターナショナル（Imperial Pacific International (CNMI) LLC）は、先週の水曜日の朝、仲裁人の前に初めて姿を現しました。

CCC専務理事のアンドリュー・ヨム(Andrew Yeom)氏は先週、CCC理事会に、バーチャル・プラットフォームを通じて仲裁人の前で最初の状況説明会を行ったと報告しました。

Yeom氏は昨日サイパン・トリビューン（Saipan Tribune）に対し、仲裁人の名前を覚えていないが、米国本土で非常に経験豊富な弁護士であると語りました。

Yeom氏によると、当事者は要約して当面の問題を特定し、期限や手続き上の規則などについても議論したとのことです。

彼は、CCCが昨年11月16日に要求された書類を仲裁人に提出したことを明らかにしました。

同事務局長は、CCCとIPIの両方が昨年11月21日に議題を送ったと述べました。

去る8月24日、米国NMI地方裁判所ラモーナ・V・マングローナ裁判長は、CCCがIPIの独占カジノライセンスを取り消すことを禁じるIPIの仮処分申請を認めました。

マングローニャ判事は、IPIが仲裁への権利を追求することを認める命令を出しました。彼女はまた、CCCに仲裁手続きに参加するよう命じました。

去る9月、CCC理事長のエドワード：・デレオン・ゲレロ（Edward C. Deleon Guerrero）氏は、彼の意見では、仲裁手続きは時間とお金の無駄でしかないとの考えを表明しました。Deleon Guerrero氏は、仲裁の決定には拘束力がないが、それでもそれは受け入れるべきプロセスであり、マングローニャ判事の命令に従う必要があると述べました。

仲裁とは本来、裁判外で意見の相違を解決するために、2つの当事者が1人または複数の仲裁人に合意し、その紛争に判断を仰ぐ手続きです。

この裁判の当事者は、昨年8月、アメリカ仲裁協会が、ベストサンシャイン・インターナショナルとインペリアル・パシフィック・インターナショナル（CNMI）LLCのコモンウェルス・カジノ委員会に対する事件を受け入れ、拘束力のない仲裁人として機能することを裁判所に伝えました。

裁判所の文書によると、BSIとIPIは、AAA国際紛争解決センターがICDRの国際仲裁規則に基づく非拘束的仲裁として、この仲裁の管理を進めることを裁判所に通知するために、昨年8月17日にAAA案件受理通知を提出しました。

https://www.saipantribune.com/index.php/ipi-ccc-arbitration-process-starts/