<サイパン>パラシオス知事、スカイマークのサイパンへの航空便再開に前向きな姿勢を崩さず
羽田空港がルート候補に
アーノルド・パラシオス知事は、スカイマーク航空が近い将来サイパンへの航空便を再開する可能性があることを、同社幹部と前向きに検討していることを明らかにしました。
火曜日の午後、知事会議室で行われた記者会見で、パラシオス氏は、パラシオス氏とマリアナ政府観光局の役員・スタッフが4日間の日本ツアー中にスカイマークの幹部と会い、成田空港と比較して羽田空港から飛ぶことの利点について議論したことを明らかにしました。
パラシオス知事とMVAチームは、去る4月6日、スカイマーク・エアラインズ社長兼執行役員のホラ・ハヤオ氏、専務取締役兼執行役員経営企画・営業担当のモトハシ・マナブ氏、経営企画部長のオクノ・テツヤ氏と会談しました。
パラシオス知事は、スカイマークの幹部や主要スタッフが自分たちを迎えてくれたことに感謝していると語りました。パラシオス氏によると、スカイマークの幹部はサイパンへの運航再開時期について具体的な日付を示さなかったが、航空会社との協力関係に対するCNMIのコミットメントに感謝の意を表明したとしています。
知事によると、スカイマークはパンデミック時にほぼ閉鎖した後、現在回復しているところであり、パンデミック以前から会社の調整も行っていたとのことです。
知事によると、スカイマークはそうしたことに対処し、今は非常にうまくいっているとのことでしたが、、完全な回復には1年半から2年半ほどかかるだろうと知事は付け加えました。
パラシオス氏によると、スカイマークは国内航空会社であり、そこが彼らの強い市場であるとのことです。
サイパンはスカイマークにとって最初の国際線でした。しかし、パンデミックの影響で、スカイマークは成田-サイパン線を閉鎖しました。
パラシオス氏によると、スカイマークのオフィスも閉鎖され、成田空港の枠もなくなってしまったとのことです。「だから、すべての手続きをやり直さなければならないのです」と知事は言っています。
パラシオス氏によると、スカイマークのハブは現在羽田で、成田発よりも羽田発の方がチャーターでも枠を取りやすいとのことです。
パラシオス氏は、ユナイテッド航空でさえも羽田に目を向けているかもしれないと語りました。「他の航空会社から週3便、ユナイテッド航空から週3便のチャーター便があれば、かなり改善されるでしょう」と彼は言います。
CNMIができることは、市場や需要の創造を支援することだと同氏は言います。
また、サイパンとスカイマークのパートナーシップの強化や、東京-サイパン間の直行便の再開についても話し合いが持たれたとのことです。
知事によると、昨年4月4日に日本空港ターミナル株式会社(JATCO)および羽田空港の幹部と会談した際、将来のサイパン便のために羽田からの直行便について議論したと言います。
東京-羽田空港は日本政府が所有していますが、JATCOが空港を運営しています。
パラシオス氏とMVAは、4月3日に在日米国大使館の職員とも会談し、大使館はCNMIの旅行促進活動を支援することを表明しました。大使館はまた、日本の政府機関と協力し、CNMIへの旅行促進を支援することを表明しました。
また、大使公邸でのCNMI投資ミッションの開催や、CNMIへの投資を促進するために、コモンウェルス経済開発局、コモンウェルス港湾局、マリアナ諸島観光局、商工会議所、北マリアナ諸島ホテル協会を日本に招聘する貿易ミッションの機会についても話し合われました。
パラシオス知事とMVAチームは、去る4月3日に日本旅行業協会幹部と会談し、2023年5月8日の日本におけるCOVID-19規制解除、9月の北海道での冒険旅行サミット、10月の大阪でのJATA観光博、そしてMVAの現在のプロモーションについて話しました。
パラシオス氏とMVAの役員・スタッフは、昨年4月4日、日本のハマダ・ヤスカズ防衛大臣、国土交通大臣、通産大臣関係者とも会談しています。