＜グアム＞楽しさvs.炎：花火の合法化について語る議員たち
自由と楽しみの問題か、炎上の危険性の増加の問題か、議員たちは月曜日、消防当局者とともに、消費者向け花火の合法化の可能性について話し合いました。
元野生消防士でこの法案の支持者であるウィル・パーキンソン上院議員は、「私は、より多くの火災が発生し、より多くの負傷者が出ることを十分承知した上で、この法案に参加しています」と総括しました。
法案9は、線香花火や発煙筒のような小型の花火を合法化するものです。スポンサーであるドウェイン・サン・ニコラス上院議員は、この提案についてキャンペーンを展開してきました。
サン・ニコラス上院議員は、北マリアナ諸島連邦がどのように花火の規制を行なっているのか、現地で確認する時間があったと言います。
彼によると、北マリアナ諸島は当初、消費者向け花火について、彼がこれまで提案してきたものと同じように「すべて自由」であったそうです。しかし、その後、同島では保管や輸送などの規制が強化されたとサン・ニコラス上院議員は述べました。グアムもそれに倣い、違反者への罰金や手数料を増やすことも考えられます。
しかし、グアム農務省森林・土壌資源課のチーフ、クリスティン・カマチョ・フェヘラン氏によれば、そのリスクは高すぎるとのことです。
フェヘラン氏によると、年間平均で島の約4％、約8,000エーカーに相当する面積が火災に見舞われているとのことです。この平均値は、放火や農場が炎上した際に戦っている野生の消防士がわずか7人であることから、州と比べるとすでに「オーバー」しています。
フェイジェラン氏は、「花火が楽しみのメニューに加わることで、ハザードが十分に強くなると信じています」と述べ、地域の火災の100％が人間によって引き起こされていると付け加えました。
ShowPro Pyrotechnics社の花火職人、ジェフ・サンチェス氏も同様に合法化に反対していました。サンチェス氏によれば、ハワイでは消費者向け花火が合法化され、休日には違法な商業花火が空に舞い上がるとしています。
「小さな花火を合法化した途端に、中くらいの花火が来て、大きな花火が来て、やがて手に負えなくなる」と彼は言言います。
サンチェス氏によると、花火は結局、すべて火薬であ理、10分間の花火大会に必要な約120ポンドの花火は、不適切に爆発した場合、半径3,000フィートの範囲に「壊滅的な」被害をもたらすとのことです。
しかし、消防署長代理のジョーイ・サンニコラス氏は、異なるアプローチをとりました。グアム消防局は合法化を支持することに「非常にためらいがある」としながらも、人々がそれを望むなら、「私はすでにこれを『実現する』と見ている」と述べました。
合法化が実現するのであれば、安全に実現するべきだと同氏は述べ、GFDは法案9に対して、ロールアウトを遅くすること、販売を7月4日などの祝日に限定すること、卸売ライセンスの数を4つか5つに制限すること、花火の小売在庫を125ポンドに制限することなどの要望を盛り込んだ、さまざまな提言をしていました。
また、規制違反者に対する罰金や手数料の増額も、執行コストに見合うように要求されました。
また、消防署長補佐のトム・テダオタオ氏は、合法化の初年度に発生した怪我や事故の件数を追跡し、その影響を把握したいと述べています。
「おそらく、その年が最も事故が多い年になることは分かっている」とテッドタオタオ氏は言います。
消防委員会委員長のパーキンソン氏は、安全と自由のバランスが必要だとしながらも、問題は消費者向けの花火ではなく、グアムの火災対応能力の問題かもしれないと付け加えました。
「花火の週末を維持できないのであれば、本当の緊急事態に信頼できるほど強力なシステムはない」とパーキンソン氏は述べ、火災対応システムを「強化」する必要があるかもしれないと付け加えました。
