＜サイパン＞暴行で告発された議員のベンチ・トライアルが7月19日に開始へ
上級裁判所のKenneth L. Govendo判事は、2021年10月29日にチャイナタウンのFreedom Driveで発生したDV事件への関与に関するVicente C. Camacho下院議員のベンチトライアル（裁判官裁判）を7月19日の午前9時に予定しています。
カマチョ被告（61歳）と共同被告のテイポ・ニキティ（21歳）は、スティーブン・コッチ氏に暴行を加えたとして起訴されています。
被告は、暴行および暴力行為、そして軽犯罪とされる平和妨害罪で起訴されました。
カマチョ被告の弁護人はマイケル・A・ホワイト弁護士、ニキティ被告の弁護人は公選弁護人事務所が担当しています。
なお、コッチへ氏の暴行で起訴されたもう一人は、当時14歳の少年であったため、この人物に関する情報は公開されていません。
カマチョ被告は2021年11月2日夜、公安局に逮捕されましたが、すぐに1,250ドルの現金保釈金を支払い、現在も拘留されていません。同氏は2022年の総選挙で下院議員に再選されました。
コッチ氏は打撃により頭や体に擦り傷、打撲、痛みを負い、コモンウェルス・ヘルスケア・コープに運ばれ検査を受けました。
コッチ氏とその妻、娘は2021年11月1日、高等裁判所に請願し、カマチョ被告と他の3人が「これ以上の身体的危害、妨害、嫌がらせ、妨害、脅迫、言葉の暴力に関与しないように」と一時差し止め命令を求めました。
2021年11月12日、ジョセフ・N・カマチョ判事は家庭内暴力の原因を認め、ビセンテ・C・カマチョ議員、イグナシオ・「アイク」・S・コンセプシオン氏、フィール・レイナルド・オーティズ氏、ティポ・A・ニキティ氏の各被告人に対して一時的接近禁止命令と1年間の保護命令を下しました。
TROは2022年11月8日に期限が失効しました。
事件はコッチ氏と義弟のコンセプシオン氏との間の長年の反感に端を発し、2021年10月29日午後11時頃、チャイナタウン、フリーダムドライブのコッチとコンセプシオン氏の自宅付近で発生しました。
